3月8日、皇太子ご一家はお揃いで映画『エヴェレスト 神々の山嶺』を鑑賞されるため六本木ヒルズ(東京・港区)へと足を運ばれた。ご夫妻と並んで席に着かれた愛子さまの隣に座ったのは、同映画で主演を務めたV6の岡田准一(35才)だった。
「上映前に愛子さまは岡田さんと会話を交わされ、“試験期間中ですか?”と問いかけられると“もう終わりました”と答えられたそうです。愛子さまは、岡田さん主演の映画『蜩の記』『図書館戦争』『永遠の0』や、2014年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』をご覧になっていたそうで、雅子さまから“(岡田さんの)映画をいくつか拝見しましたと、ちゃんとお伝えしましたか?”とお声をかけられていたそうです」(皇室記者)
雅子さまがそうお声をかけられるのも無理からぬ話で、愛子さまは皇族とはいえそこは中学2年生の女の子。普段はテレビ画面でしか会えない岡田の隣に座って、いつになく緊張と高揚が入り混じったような面持ちだった。
「愛子さまが通われている学習院女子中等科でも、V6や嵐といったジャニーズアイドルは不動の人気を誇ります。岡田さんと直接会ったことは、同級生の間でもずいぶんと話題になったようで、年頃の女の子たちですから“愛子さまが羨ましい!”とキャーキャー大興奮だったようです」(学習院関係者)
3月初めに3学期の期末テストを終えられ、終業式と先輩を送り出す卒業式への出席を残すのみ。一時の不規則登校も乗り越えられ、充実した中学2年生の生活を終えられようとしている。
「お友達との関係も良好なようで、今度は、ディズニーランドへ遊びに行くことも計画されているそうです。中学3年生に上がればクラス替えがあり、また新しいお友達との交流の輪もさらに広がっていくことでしょう」(東宮職関係者)
成績優秀でいらっしゃると評判の愛子さまは、もちろん学業にも抜かりはない。
「学習院はエスカレーター式の学校ですから、このまま進学されるのなら、特別な受験勉強などは必要ありません。ですが、高等科に進むのには一定の成績が必要になります。特に英語が重要視されますから、愛子さまは、これまで以上に学業に励まれることでしょう」(前出・学習院関係者)
お出ましの場で、学校で、明るい表情が見受けられる愛子さま。
「以前の愛子さまからはご自身のお立場に対する戸惑いが感じられました。それが、成長されるにつれ、皇族であることを理解され受け入れられた。最近の学校生活の充実と、お出ましの際の心の余裕につながったのだと思います」(前出・皇室記者)
撮影■雑誌協会代表取材
※女性セブン2016年3月31・4月7日号