国内

焼肉店実績ある清原和博 「番長ラーメン」で社会復帰計画?

保釈された清原和博被告

「清原が消えたぞ!」──3月21日昼過ぎ、千葉県内の病院前で報道陣の怒声が響き渡った。17日に保釈されて以降、糖尿病の治療のために入院していた清原和博被告(48)は、病院の前で張り込んでいた報道陣に気付かれないよう極秘転院したという。その“移動先”を清原被告の知人から聞くことができた。

「まず恋人のA子さんの元へ向かい、迷惑かけたことを詫び、久しぶりの逢瀬を楽しんだようです。その後、千葉県内の薬物依存治療専門の医療施設に向かう予定だそうです。このプランは弁護士と支援者が考えたもの。支援者は政財界に顔が利く大物フィクサーで、身元引受人を探したり、保釈金の500万円を用意したのも彼だと聞いています」

 逮捕前は仕事が激減し、金銭的に苦しんでいると報じられた清原被告だが、保釈後は手厚い支援を受けているようだ。早くも5月の公判後の社会復帰プランも支援者らによって考えられている。その一つが飲食業進出だという。

「実入りの良い野球の講演会やテレビの仕事は薬物のイメージが付いたためにできない。生活を支えるために飲食店を開く話が浮上しています。清原は病院前で張り込む報道陣に焼肉弁当を差し入れましたが、大の肉好き。“肉の風味を味わいたいんや”と焼肉店ではライスを頼まず、味付けは塩のみで食べる肉通です。焼肉店は候補のひとつでしょう」(同前)

 そして最有力候補にあがっているのが、ラーメン店だ。清原被告には行きつけのラーメン店が都内に数店舗あり、中でもお気に入りは魚介豚骨味で、チャーシューにこだわったラーメンが好みだという。

「支援者は清原の知名度を生かした名義貸しによる経営参画を考えている。『清原の番長ラーメン』などの名前で話題になるのは間違いない。実は2013年に清原は焼肉チェーンと組んで『番長!清原の焼肉男道』という焼肉店を次々と開店。事実上の名義貸しで、わずか4か月の契約ながら相当な利益になったようだ」(知人)

 もちろん飲食業は簡単ではない。清原被告の“弟分”だった元木大介氏(44)は2010年にラーメン店を開業し、一時は都内に3店舗を抱えたが、昨年全店閉店した。

 清原の今後について弁護士に問い合わせたが、弁護を引き受けたかどうかも含めて、「何もお答えできない」というのみだった。現役時代は無冠の帝王と言われた清原被告だが、薬物を断ち切り、飲食業界の王者となれるか。

※週刊ポスト2016年4月8日号

トピックス

10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン