都内の高級住宅街の一角、ひっきりなしに停まる高級外車から、ママやパパに手を引かれて幼い子供たちが降りてくる。向かう先はガラス張りの一室。
ジャングルジムや鉄棒、うんていや跳び箱といった遊具や運動器具が設置され、床にはマットが敷き詰められた室内で、お揃いのTシャツに着替えた子供たちが夢中になって駆け回っている。
ここは生後6週間の赤ちゃんから13才までの子供を対象にしたフィットネスクラブ。有酸素運動や体を動かすエクササイズなど独自のプログラムが行われるが、特筆すべきはインストラクターが全員外国人で、英語以外を使ってはいけないというルールがあること。
「米国発の運動クラブです。体を動かすことで呼吸が多くなり、脳の働きが活性化するので英語の覚えも早いといわれているんです。運動しながら学ぶので、お勉強をしているというよりも遊び感覚。一般的な塾と違って子供たちも飽きたりせず、集中して意欲的に取り組んでいます」(クラブ関係者)
入会金は1万円。月謝は2万円で、それとは別に年会費が1万円と決して安くはないが、空席待ちのクラスが出る人気ぶり。
「運動能力を高めるというより、生まれてすぐ体を動かすことが脳の発育にもいいみたい。
英語も効果的に学べると考えれば安いです」(31才・主婦)
「外国の陽気なノリ・リズムで進むので、子供たちが自然に笑顔になっています。情操教育にもいいんですよ!」(34才・会社員)
子供を通わせるママたちは手放しで褒めまくり。その評判の高さは芸能界にも届いた。このクラブに2年前から通っているというのは石田純一(62才)と東尾理子(40才)の長男・理汰郎くん(3才)。
《息子、毎日色んなお教室に通ってますが
こちら、2年たったと表彰状を頂きました》
今年1月、理子は自身のブログでそう紹介していたが、他の芸能人たちもこぞって子供たちを通わせている。
黒木メイサ(27才)、赤西仁(31才)夫妻も3才の息子と家族3人で訪れているといい、3月下旬には、本誌は河村隆一(45才)が長男(9才)の手を引く姿を目撃した。ハワイで暮らす前には梨花(42才)も息子(4才)を通わせていたという。
そして最近になってこのクラブに姿を見せたのが、昨年8月、堺雅人(42才)との間に男の子が誕生したばかり菅野美穂(38才)だった。
「クラブの様子を知りたいと思って足を運んだら、たまたま菅野さんも見学にいらしてたんです。まだ生後7か月のお子さんを抱っこしながら、熱心に説明を聞いていましたが、すぐに入会されたようですよ」(居合わせた人)
※女性セブン2016年4月21日号