暖かくなってきて着るモノも薄くなり、コーディネート的にも露出が増えてくるこの時期、悩ましいのは冬に蓄えた脂肪たち。すっかり洋服のサイズが合わなくなってしまったという人や、年々貫禄を増すメタボ腹をどうにかしたいと思っている人も少なくないのではないだろうか。アラフォー、アラフィフになると代謝が落ちて痩せにくく、ダイエット効果がなかなか出ない。一念発起ダイエットをしてもリバウンドの繰り返し…。
そんな人でも、しっかりと食べながらスルスルと痩せられる“神レシピ”と話題なのが、料理研究家の柳澤英子さんが編み出した「やせるおかず」だ。「食いしん坊で、運動は嫌い、あらゆるダイエットを試してはリバウンドを繰り返してきた」という柳澤さん自身、52才のときに1年で26kgの減量に成功し、現在まで4年間キープしている。
その方法は、食べる順番を守ってゆるい糖質制限の作りおきおかずを食べるだけ。この「やせおか」シリーズは累計33万部を突破。簡単で楽にでき、リバウンドしないダイエットとして人気を集めている。
実際に、肉や米、麺、油を使ったガッツリ系レシピ集『夫もやせるおかず 作りおき』と、新刊のお弁当レシピ集『お弁当のやせるおかず 作りおき』を使って19日間で体重7kg減、ウエスト-12cmに成功したのが会社員のMKさん(41才)。夫婦共働きのため、交代で作りおきを担当し、MKさんは身長175.5cmで体重75.0kgだったのが68.0kgに。妻のMEさん(42才)も4.6kg減(身長162.5cm、54.4kg→49.8kg)と夫婦で「ともやせ」に成功している。
「それまで怠惰な生活をしていたので、初日から2kgほど落ちました。簡単で楽なのと、腹いっぱい食べられるのがいいですね。レシピが驚くほど簡単で、料理経験のない男性でも作れるんです。日曜日にまとめて6~7品作りおきしても、かかる時間は1時間半ほど。ごはんは抜いて、朝は便通を良くするため果物とヨーグルト。昼は好きな作りおきを詰めたお弁当。夜も冷蔵庫から好きなおかずを出して、お酒のつまみとして食べていました」(MKさん)
お酒が好きで「365日、休肝日ナシ」というMKさん。ダイエットの敵といわれるお酒もやめず、運動もせずにスルスルと痩せていったという。
「いちばん痩せたのはお腹ですね。ベルトラインに乗っていた肉がとれて、“浮輪”がなくなりました(笑い)。ウエストが10cm以上違うので、ダイエット前に買ったズボンがブカブカで困ってるんですよ。『パパ痩せたね』って、子供がすごく喜びました。あと、痩せていくにつれて、腰痛があきらかに軽くなったのが驚きでしたね。奥さんも、お腹が痩せてフェイスラインもすごくシャープになって、結婚前を思い出しました。『痩せたんじゃない?』って言い合うのも楽しいんですよね(笑い)。夫婦でやるのはおすすめです」(MKさん)