芸能

NHK女子アナ「神セブン」 エースは井上か小郷か?

センターは誰?(『クローズアップ現代+』のポスター)

 深紅のドレスに黒髪をたなびかせて微笑む7人の美女。NHK春の改編の目玉『クローズアップ現代+』(月~木、夜10時~)のポスターは、まるで化粧品の広告かと見紛う華やかさだ。

「NHKの代名詞の硬派番組がすっかり民放チックになっちゃって」というお堅いお叱りはさておき、看板番組に抜擢されたこの7人の女子アナを、今後のNHKの“顔”と位置づけていることは間違いない。AKB48の上位メンバー7人は「神セブン」と呼ばれるが、さしずめ彼女たちは「NHKの神セブン」か。

『クローズアップ現代+』のキャスターを務めるのは、伊東敏恵アナ(43)、鎌倉千秋アナ(37)、小郷知子アナ(37)、井上あさひアナ(34)、松村正代アナ(34)、久保田祐佳アナ(33)、杉浦友紀アナ(32)の7人(入社年次順)。

 30代中心のメンバーが揃ったが、ポスターの「センター」を射止めたのは井上アナだ。

 井上アナは2011年から2015年まで『ニュースウオッチ9』のメインMCを務めていたが、昨年春の番組リニューアルに伴って降板、京都放送局に異動となった。看板アナの地方転勤は異例で、局内では「何か上層部を怒らせたのか」という噂があがったほど。

 その井上アナの“大逆転”は視聴者の声がもたらしたといわれている。

「局には“彼女を東京に戻せ”“井上アナを観られる番組を作って”という電話が殺到し、“あさひロス”という言葉まで生まれました。

 この人気に驚いた上層部は、彼女の籍を京都局に残したまま、全国ネットの『歴史秘話ヒストリア』と、『クロ現+』への抜擢を決めたんです。『クロ現+』の彼女の登場回は月1回で、大阪放送局での収録。それでもポスターでは真ん中の一番目立つ扱いなわけで、何から何まで特別待遇です」(編成局員)

 井上アナの「ライバル」と目されるのは、前列中央の“準センター”となり、番組宣伝でも大プッシュをされている小郷アナだ。2011~2014年まで『NHKニュース7』のメインキャスターを務めた。女子アナが担当するのは森田美由紀(56)以来の快挙だった。

 アナウンス能力は折り紙付きの上、大学時代には「東京きものの女王」に輝いた美貌の持ち主としても知られる。

「2012年に映画会社の社員と結婚して出産。この春に育休から復帰したばかりですが、『クロ現+』だけでなく、土・日・祝の『おはよう日本』も担当。局側の期待が窺えます。局内では“エースは井上か、小郷か”という話で持ちきりです。

 この世代には現在『ニュースウオッチ9』のキャスターを担当する井上アナの同期の鈴木奈穂子アナ(34)もいます。当人たちは顔を合わせるとニコニコしているようですが、実は意識し合っているんじゃないですか」(制作畑の40代局員)

※週刊ポスト2016年4月22日号

関連記事

トピックス

大阪・関西万博で天皇皇后両陛下を出迎えた女優の藤原紀香(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
《天皇皇后両陛下を出迎え》藤原紀香、万博での白ワイドパンツ&着物スタイルで見せた「梨園の妻」としての凜とした姿 
NEWSポストセブン
石川県の被災地で「沈金」をご体験された佳子さま(2025年4月、石川県・輪島市。撮影/JMPA)
《インナーの胸元にはフリルで”甘さ”も》佳子さま、色味を抑えたシックなパンツスーツで石川県の被災地で「沈金」をご体験 
NEWSポストセブン
何が彼女を変えてしまったのか(Getty Images)
【広末涼子の歯車を狂わせた“芸能界の欲”】心身ともに疲弊した早大進学騒動、本来の自分ではなかった優等生イメージ、26年連れ添った事務所との別れ…広末ひとりの問題だったのか
週刊ポスト
2023年1月に放送スタートした「ぽかぽか」(オフィシャルサイトより)
フジテレビ『ぽかぽか』人気アイドルの大阪万博ライブが「開催中止」 番組で毎日特集していたのに…“まさか”の事態に現場はショック
NEWSポストセブン
隣の新入生とお話しされる場面も(時事通信フォト)
《悠仁さま入学の直前》筑波大学長が日本とブラジルの友好増進を図る宮中晩餐会に招待されていた 「秋篠宮夫妻との会話はあったのか?」の問いに大学側が否定した事情
週刊ポスト
新調した桜色のスーツをお召しになる雅子さま(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
雅子さま、万博開会式に桜色のスーツでご出席 硫黄島日帰り訪問直後の超過密日程でもにこやかな表情、お召し物はこの日に合わせて新調 
女性セブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
週刊ポスト