今や日本人の約8割が利用すると言われている国民食・回転寿司。旅先でその土地ならではのネタを求めて地元の回転寿司店に入ろうとした場合、どんな基準で店を選べば失敗しないのだろうか? 2007年、『TVチャンピオン2』回転寿司通選手権で優勝した米川伸夫氏が3つのチェックポイントを伝授する。
【ポイント1】入り口そばにエース職人がいるか?
「店で一番元気が良い、愛想が良いのがエース職人です。良い店は例外なくエース職人を入り口そばのカウンターに入れています。店に入った時に、どんな迎えられ方をするかチェックしてみてください」
【ポイント2】まずアジを食べろ!
「鮮度に対する店のこだわりが一番分かるネタがアジです。良店はだいたい朝獲れと謳っている場合が多いですよ。鮮度だけは誤魔化しようがないので、食べてみて美味しかったらかなり信頼できますね」
【ポイント3】おすすめボードの情報を読み解け!
「“本日のオススメ”がマグロやエビの店と、アジやヒラメの店。どっちが鮮魚にこだわっているかといえば後者ですよね? おすすめボードにはお店の情報がたくさん盛り込まれています。良店ほど○○直送、活締め、朝獲れなど、うるさいくらい書いているもの。良い魚を仕入れていると、客にアピールしたくなるんですよ(笑い)」
※週刊ポスト2016年4月15日号