NHK連続テレビ小説『あさが来た』の“五代さま”を演じて一躍トップスターに駆け上がったディーン・フジオカ(35才)は、現在引っ張りだこ。芸能関係者が話す。
「ドラマの制作現場では、放送のおおよそ1年前から構想が練られ始め、マンガや小説の実写化なら原作者や出版社との交渉がスタートします。同時に、主演級の俳優へのオファーが進められます。『人気俳優は1年先のスケジュールまで真っ黒』なんてよくいわれますが、決して大げさではないんですよ。ただ、ディーンさんのように急にブレークした場合は話が別で、われ先に起用したい各局の争奪戦になります」
そんなディーンは、1月からの連ドラ出演が急きょ決定した。
「深田恭子さん(33才)主演の『ダメな私に恋してください』に準主役で出演しましたが、朝ドラで話題になってすぐにオファーを出したTBSが早技で射止めたかたちです。放送直前に決定するのは超ギリギリで、かなり異例のことでした」(前出・芸能関係者)
今クールは所属事務所の先輩・福山雅治(47才)の3年ぶり月9出演もあり、ディーンはお休みだが、最も激しい争奪戦になったのは、ディーンをメーンキャストにすえて制作を考えられる10月スタートの連ドラ枠だったという。
「どの局もディーン人気に気づいた時には7月スタートの枠はほぼ埋まっている状況。今回注目の、10~12月枠はオファーが殺到、最終的にはTBSで大型連ドラが決まったそうです」(テレビ局関係者)
今度はディーンのどんな表情が見られるのか今から期待がふくらむが、女性セブンはドラマに関する極秘情報をゲット。
「織田裕二さん(48才)と中谷美紀さん(40才)との共演みたいですよ。キャスティングだけでも目玉ですよね」(前出・テレビ局関係者)
ディーンと織田はライバルなのか仲間なのか、中谷の恋人はどちらなのか…妄想はふくらむが、ドラマやテレビ局関係者の話をまとめると、「ミステリー」で「ラブストーリー」で泣ける下町の男たちの物語だという。
「タイトルは未定ですが、一部資料には“単にシリアスに事件を暴くだけではない。思いもかけないトリックや証拠の改ざん、偽証もある。主人公の情熱と愛、仲間たちの助けなどによって、事件の真相に迫っていく”とあるようです」(別のテレビ局関係者)
ということは、もしかしたら刑事モノ? 格闘技や武器集めが趣味というディーンだから、犯人を追うアクションシーンでその肉体美が拝めるかも? 資料には、《この物語は、日本の「ロッキー」である》という言葉もあるという。これはもう待ちきれない!
※女性セブン2016年4月28日号