熊本地震の被災者の中には芸能人の家族もいた。
「言葉になりません。どうかもう被害がこれ以上ひどくなりませんように」
4月15日、震災直後にまっ先に公式HPにそう綴ったのは森高千里(47才)。彼女の実家は熊本市内。女性セブンが訪れると、森高の父親が対応した。
「断水しとってな。風呂も入れん。揺れたなんてもんじゃないよ。千里が心配して、何度も連絡が来てる。妻がよう話してますよ」
森高の実家から南に5kmほどの所に『くりぃむしちゅー』の上田晋也(45才)の実家がある。16日未明の本震で震度6強を観測した同地。上田の母親は恐怖の瞬間を振り返る。
「もう寝ようと思って2階のベッドに入った時です。ドカンと来て。2分後には晋也からLINEが来た。“すぐに東京に来て!”って言ってくれたんだけど、空港も閉鎖されてるし…。水はチョロチョロ出るんでなんとかなるんだけど、買い出しがね。スーパー行ってもなんも売ってないんです」
熊本市出身のスザンヌ(29才)も実家の損壊をブログで報告し、被災者への支援を求めている。
18日には、同市出身の高良健吾(28才)がプライベートで被災地入りしていたことが判明。避難所で給水作業に精を出した。
現在、芸能界では藤原紀香(43才)や市川海老蔵(38才)ら数多の人がSNSを通じて支援を呼びかけている。
※女性セブン2016年5月5日号