兄6才、弟5才でデビューし、ギネス認定の最年少イリュージョニストとなった山上兄弟(兄:佳之介21才、弟:暁之進20才)も、今や現役の大学生となった。学生らしい近況や、かわいらしい決めポーズ「てじなーにゃ!」誕生秘話、ブレイク時の意外な苦労話などを、2人に聞いた。
――2人は今、大学生ですか?
佳之介:4月から、ぼくが4年で、暁之進が3年です。大学は違うのですが、お互い芝居や映像系のある大学を選びました。
暁之進:いつか映像を撮ってみたいんですよね。ぼくは大学まで片道2時間半かかるので、通学が大変です。
佳之介:マジックは演劇的な部分があるのと、大学に入る前に舞台をやらせていただいて、演劇やドラマにも出たいなと思ったのがきっかけで、演技の勉強をしています。
――大学で友達からマジックやってと言われるのでは?
暁之進:ぼくは一度も友達にやってよと言われたことないです。そもそも気づかれない(笑い)。1年半くらい経って、そういえばいたんだって。
佳之介: ふたりでテレビに出ることが多いので、揃っていないと気づかれにくいんですよ。それに、未だに小学生のイメージを持たれていますね。ショーでは「てじなーにゃ」を最後にだけするのですが、そこでアッという顔をされて、初めて気づかれることもあります。
――7、8才の時にはギネスブックに認定。この時期は忙しかった?