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加藤綾子アナ「フジ退社&フリー転身」まとめ by NEWSポストセブン

 フジテレビのカトパンこと、加藤綾子(31)アナウンサーが4月末で退社することを発表。フジのエースとして数々の人気番組を担当してきた彼女の魅力とは何か。また、フリーに転身に伴いどんな影響があるのだろうか。(2016年4月26日更新)

 

◆以前からフリー転身の噂は絶えなかった

 

フリーに転身すれば収入大幅アップの声

「加藤アナは大晦日の情報番組、元旦の『ホンマでっか!?TV』と出ずっぱり。明らかにオーバーワークで、局内では“このままではフリーになりたいと言い出すんじゃないか”ともっぱらです。先輩の高島アナがフリーになったのも、忙しすぎたことが原因といわれていますからね。加藤アナならフリーになってもアヤパン並みに稼げるのは間違いないので、時間の問題でしょう」(フジ社員)

 

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夏目三久の活躍がフリー転身を後押しか

「夏目アナは帯番組の『あさチャン!』の司会を始めてから、年収が1億円を超えたといわれます。同じ朝の番組の司会をしているのに、局アナの収入は10分の1程度。“自分の方が人気がある”という自負もあるでしょうから、カトパンが“納得いかない”と思っても不思議ではない」(テレビ局関係者)

 

高島彩と定期的に食事会を開き相談していた

「カトパンはアヤパンに“辞めるタイミング”、“社内で誰から報告するか”、“事務所選びのポイント”などを相談していたそうです」(フジ関係者)

 

フジ亀山千広社長が会見でフリー転身を否定するほどの注目度

 亀山千広社長が会見で「加藤から〈退社しません〉というメールが来た」と明かして否定した。「この亀山発言によって、退社を延期したといわれるカトパンですが、芸能事務所との接触は続けているようです。新番組がスタートする前の3月に、亀山社長に〈お世話になりました〉というメールが届くかもしれません」(スポーツ紙芸能担当記者)

 

◆正式に退社を発表

 

 2016年1月22日、加藤アナが4月1日をもって『めざましテレビ』を卒業することを番組内で報告。4月末にはフジテレビを退社することを正式に発表した。

 

『めざましテレビ』卒業の日のTwitter

 

◆フジのエースとしての実力と人気ぶり

 

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民放3社の内定を得るもフジに入社

「加藤はフジだけでなく、民放3社から内定を受けていた。そのためアナウンス志望者の間では、超のつく有名人だったんです。だから同期の女子アナたちの対抗意識は半端じゃない。とくにTBSの枡田絵理奈、テレ東の相内優香は大学時代から加藤のことを知っていて、ライバル視しているようです」(アナウンススクール関係者)

 

大物に好かれ、現場での評価も高い

「『ホンマでっか!?TV』のアシスタントをしている縁で、明石家さんまさんの覚えもめでたいのですが、軽い雰囲気からは想像もできないほどに現場度胸がある。ニュースを読んでもソツがないし、アヤパンに似ているタイプかも」(放送作家)

 

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男性人気では高島彩を上回る?

「高島アナだと気を使って周りが下ネタを避けるように配慮する雰囲気があるんですが、加藤アナの場合はどんな下ネタも真っ正面から打ち返し、笑いに変えてしまう。しかもあくまで上品にです。バラエティへの対応度と男性人気では、おそらくもう高島アナより上でしょう」(フジテレビ社員)

 

 

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フジでは異例、個人として「特別賞」を受賞

「この賞は普通、高視聴率番組や目立った業績を残した部署に与えられるもので社員が個人でもらうことは珍しい。授賞を知らせる社内メールには“今さらいうまでもないが、フジテレビの顔といえる活躍をしている”と最大級の賛辞が記されていた。公式に“局の顔”と認めたことに、驚きの声が上がっています」(フジテレビ社員)

 

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評価されない仕事にも手を抜かない

「『とんねるずのみなさんのおかげでした』で『ソコキタ紅白歌合戦』という1980年代の懐メロ特集をやっていたのですが、松本伊代さんの後ろでプロに混じってカトパンがバックダンサーをやったんです。振りも完璧で、スタッフからは“あんなに忙しいのにいつの間に!”とどよめきが上がった。もっと適当でも大丈夫だったのに……。さすがのプロ根性ですよね。とんねるずの2人をはじめ、あらゆる大物に気に入られるのも当然です」(フジ・バラエティ番組スタッフ)

 

 

◆人気女子アナ退社でフジテレビはピンチに!?

 

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カトパン抜きでフジの番組は成立しない

 加藤綾子アナは、『めざましテレビ』のほか、火曜と木曜の『バイキング』、『ホンマでっか!?TV』、『クイズ! それマジ!? ニッポン』、『僕らの音楽』、『とんねるずのみなさんのおかげでした』『TEPPEN』、『ダイヤモンドグローブ』など、情報番組からバラエティまで幅広く掛け持ち、テレビで見ない日はない。「“数字を持っているアイドルアナに番組を持たせればいい”という考え方が浸透していて、新人を育てようという風土が希薄。その結果、まともにニュースが読める人材がいなくなっているんです。カトパンがフリーにでもなればフジの番組は成り立たなくなる」(フジ関係者)

 

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『めざましテレビ』後任、永島優美アナには荷が重い?

 2016年4月から『めざましテレビ』のメーンキャスターは三宅正治アナとともに永島優美アナが務めることになったが、「彼女は、フジテレビの女子アナの特徴である軽やかさや若々しさがあまりない代わりに、報道記者として通じる重みがあった(中略)だが、そうなると『めざましテレビ』のメインにはなれないのかもしれない」(放送作家・山田美保子氏)

 

退社発表以降フジテレビの電話は鳴り止まず

「1月に加藤が正式に退社を発表して以来、今も視聴者センターには問い合わせが続いている。さすがに『なぜフリー転身を認めたのか』という声は減ったが、『カトパンは続けるんだろうな』という内容は多い」(フジ関係者)

 

◆フリー転身後はどうなる?

「フリーになれば年収1億円は固い」と芸能関係者

「もしフリーになれば、高島アナと互角以上のCMオファーが来ることは間違いありません。高島アナのCMギャラは、業界では3000万~5000万円といわれている。1本契約するだけで今の年収を大きく上回るし、3本なら年収1億円は固い。女子アナならではの清純なイメージに加え、加藤アナなら色気もあるので化粧品、家電から下着まで様々なCMがこなせるはず。実際、加藤アナにはフリーへの誘いが引きも切らないと聞いています」(芸能プロ関係者)

 

 

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CMやMCで引っ張りだこ確実か

「化粧品のCMに出ているアヤパンとウッチーの“お仕事”をフリーになったカトパンが奪うことは確実だろう。主婦ではないが、“キレイなOL”というポジションで、化粧品はもちろん、女性向け生活用品のクライアントに代理店が提案するのは間違いナシ」(放送作家・山田美保子氏)

 

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移籍先は篠原涼子が所属する事務所との情報

 今回カトパンが所属することになったのは、篠原涼子(42才)や谷原章介(43才)らが所属する芸能事務所だ。「実はこのことが驚きでした。フジの女子アナはフリーになるとアナウンサー部門に強い専属事務所に所属する人がほとんど。特にカトパンは先輩のアヤパン(高島彩)にフリーになる相談をしていましたし、当然同じ事務所に行くかと…」(テレビ局関係者)

 

『めざましテレビ』以外のレギュラーは継続

「カトパンは円満退職なんです。現在彼女はレギュラー4本あるんですが、フリー転身後も『めざまし』以外は基本的に継続する方向です。さすがカトパンですよ」「すでに出演オファーが殺到してます。ただ、しばらくはフジテレビ中心に仕事をするそうです」(テレビ局関係者)

 

レギュラー番組が4月2日からスタート

『スポーツLIFE HERO’S』(フジテレビ系 毎週土曜24時35分~25時15分 毎週日曜23時15分~24時30分)日曜メーンキャスターに就任。

フジテレビホームページ

◆フリー女子アナ界にも激震

 

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最も影響受けるのは田中みな実か

 関係者が「一番影響を受けそう」とみるのが、田中みな実(29)だ。『有吉ジャポン』(TBS系)などのレギュラーを抱えるが、すでに陰りが見え始めている。「恋愛や“実は胸が大きい”といったネタを切り売りしている状態。積極的に共演者やプロデューサーとの飲み会に参加する姿勢は好評なので、それが“生命線”かも」(番組制作スタッフ)

 

フリー界「四天王」の一人、夏目三久もヒヤヒヤ?

 フリー界の「四天王」と呼ばれているのが高島彩、滝川クリステル、夏目三久、高橋真麻。「実はヒヤヒヤしているのでは」と見られているのが夏目だ。朝のニュース番組を担当し、年収は数億円ともいわれるが、「『あさチャン!』(TBS系)の視聴率が低迷しており、『夏目では数字が取れない』という評価もある」(大手広告代理店関係者)

 

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水卜麻美&有働由美子 事務所が有力局アナ取り込む可能性も

 カトパンの4月からの所属先は俳優が多く所属する事務所で女子アナは在籍していなかったが、カトパンが入ってくるのに合わせて「アナウンス部門」を新設する予定で、今後も有力な局アナを取り込んでいく可能性が高いとみられているのだ。

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