芸能

『笑点』関係者が桂歌丸の現在の状況を声を潜めて語る

桂歌丸の現在の状況は(番組HPより)

「いま大変だよ。舞台袖にね。看護師さんが常駐」「ディレクターとかADも全員、AEDの講習受けて」──4月15日に放送された『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)にゲスト出演した三遊亭円楽(66)は、人気長寿番組『笑点』(日本テレビ系)についてこうブチまけた。

 円楽が語ったのは、名物コーナー「大喜利」で司会を務める桂歌丸(79)のことである。この発言が『笑点』ファンをやきもきさせているという。

 歌丸といえば、昨年6月に背部褥瘡と腸閉塞を患い、入退院を繰り返した。2か月の休養を経て復帰して以来、元気な姿を見せているが、テレビには映らない舞台裏では、まだ緊迫状態が続いていたのだった。

 歌丸の事務所は「全く問題なく元気にしています」というが、22日には会見で歌丸本人が「(降板について)そろそろ考える時期が来ているかなという気がしている」と話した。笑点関係者は声を潜める。

「万が一に備えて、常備薬を含めたお薬手帳と健康保険証のコピーを提出してもらっています。また最近の歌丸師匠は足腰が弱り、普段は車椅子です。『笑点』の高座にあがるときも付き人の手を借りています。

 それすら厳しいときには、一旦幕を閉めて車椅子のまま運び、高座に据えてから幕を開ける。加えて正座も辛いというので、実は正座しているように見える『補助椅子』を使っているのです」

 2014年から罹患している慢性閉塞性肺疾患の影響で呼吸もままならないという。

「高座にあがる30分前から舞台袖で酸素ボンベを使って呼吸を整えていますが、それでも舞台で咳きこんでしまうこともあり、これ以上、司会を続けるのは難しいのではないかという意見も少なくありません」(同前)

 2006年から続いた“歌丸政権”に点った危険信号──5月に50周年を迎える『笑点』だが、このままだと、それを機に電撃降板もあり得るかもしれない。

※週刊ポスト2016年5月6・13日号

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン