父親にとって娘は特別な存在。いくつになっても心配だが、限度というものがある。神奈川県に住むパート勤務の女性Kさん(68才)の夫(67才)は、いつまで経っても“子離れ”ができないそう。Kさんが、夫の有様を告白する。
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毎朝、娘に、「ハンカチは? ティッシュは? 今日は花粉が多めだぞ」と過干渉の夫。
最近、その娘に彼氏ができたんだけど、私たちの話を盗み聞きしてそれを知った夫は、「なんでオレに隠しごとをするんだ!」と激怒。
そして私が引き止めるのも聞かずに、「娘は騙されているに決まっている。どんなやつか、オレが突き止めてやる」と会社の前で待ち伏せしたんだけどね。
慣れないこと、するもんじゃないって。1秒で夫を見つけた娘は、日頃のうっぷんもあったんでしょ。ツカツカとにじり寄って、「この腐れオヤジぃ~!」って。
それだけじゃない。満座の前で腕をつかまれ、足に蹴りを入れられたって、夫はおいおい泣くのよ。
娘? 32才よ。交際に反対する理由が、「ひとり娘だから」は通らないって。
※女性セブン2016年5月5日号