芸能

三船美佳&高橋ジョージ 離婚騒動まとめ by NEWSポストセブン

 2016年3月29日、離婚係争中だった三船美佳(33)と高橋ジョージ(57)の離婚成立が発表された。離婚を希望する三船に対し、高橋は寄りを戻したいと希望し、裁判の長期化が予想されていたが、ついに決着した。今回の騒動で三船が離婚を決意した原因と言われる「モラルハラスメント」という言葉が世間に広まった。(2016年5月4日更新)

◆2015年、芸能界のおしどり夫婦が一転、泥沼離婚訴訟へ

 1998年、三船の16歳の誕生日に、当時40歳の高橋と結婚。夫婦でのテレビ出演も多く、芸能界の「おしどり夫婦」として注目を集めた。それから16年、2015年1月16日に三船が所属事務所を通してFAXをマスコミ各社に送り、2013年12月末から別居中であることを明かす。2014年5月から離婚調停に突入するも決裂。高橋との離婚と子供の親権を求める離婚訴訟を起こした。

高橋は三船との復縁を求めた

 閉廷後の囲み会見で「ふたりで幸せになる道を探したいです。彼女のことを最高に愛しています」と自身に離婚の意思がないことを明言した。

離婚裁判中の高橋が三船宅に突然訪問すると夜逃げのように引っ越し

「三船さんはジョージさんに住所を知られたくないと神経質になっていて、近所に買い物に出るのも控えて、宅配に頼るような状態だった。“ジョージさんが大阪まで娘に会いにきた”と聞いてすぐに別の物件を探し、夜逃げするように引っ越したと聞きました」(芸能関係者)

◆三船が訴訟に踏み切った原因は?

訴訟を決意した理由とは?

言葉の暴力が三船を苦しめたと報じられる

「お前には人間としての価値もない」「お前が生きていけるのは、おれのおかげだ」などの人格を否定するような発言を、深夜から明け方まで浴びせられるため、三船は眠ることもままならなかったという。

高橋が三船の給料も管理し僅かな小遣いしか渡さず

 同じ事務所に所属するふたりだが、給料は全て高橋が管理していた。高橋は、三船の分のギャラもまず自分の所に入れていて、三船には、わずかばかりのお小遣いを渡していたのだという。「別居することになって、自分のギャラをきちんと調べたところ、実際のギャラと高橋さんから渡されていた金額とのあまりの差に絶句したそうです」(三船の知人)

僅かな小遣いしかもらえず…

三船の母親が離婚の決意を後押しか

『女性自身』(2月10日号)で高橋が明かしたところによれば、2013年、母親用の自宅を新築する際に三船の母親と価値観の違いで揉めて、婿と姑の間で確執が生まれていたというのだ。「それが大きな引き金となり、母親の方から三船さんに“つらいんでしょう?もう我慢しなくてもいいのよ”と強く離婚を勧めたそうです。(中略)誰より信頼する母親からも離婚という道を提示されたことで、三船さんは躊躇なく別れを選ぶことができたのでしょう」(三船の知人)

◆裁判で注目を集めた「モラルハラスメント」(モラハラ)とは

亭主関白や言葉が乱暴な人がモラハラに当てはまるわけではない

「男らしさを誇示するために、妻に対していばる、言葉遣いが荒いなどという男性は少なくありませんが、彼らは乱暴なりに、相手の立場を理解しています。しかしモラハラは、自分自身の心の葛藤、イライラやストレスを処理するために、相手をコントロールするんです。だから、罵ったりといった激しいものよりもむしろ、小さなストレスが妻の側に溜まっていって、いつしか自分の価値観がなくなっていく」(カウンセラー・谷本惠美さん)

高橋は「典型的なモラハラ夫」との分析

「私は高橋さんは典型的なモラハラ夫だと感じました。『誰がこうやってやったんだ』という言葉や門限を決めたりといった行動制限、お金の管理もそうですが『お前のため』と見せかけてすべて自分のためじゃないですか。特に『両親が離婚するのに、どうして子供を交えて一緒のテーブルについて話せないんだ』と語っていたのは、三船さんに対する脅しだと思いましたし、子供にプレッシャーをかけているようにも見えて、テレビを見ていて嫌な感じがしました」(ノンフィクション作家の黒川祥子さん)

◆三船に別の男性の噂も

別の男性の存在が?

別居前に他の男性とデートする姿を目撃

「若くて、日に焼けたイケメンと、腕を組んで仲よさそうに歩いていたんです。どういう関係なのかはわかりませんが、“えっ?”って、周囲はビックリしていました。誤解されても仕方のない行動だったと思います。当時はまだ離婚調停どころか別居だってしていなかったわけでしょう。三船さんのあの行動を見ると、高橋さんを一方的に責めることはできないんじゃないかな…」(目撃者)

離婚裁判中に神田正輝と「32才差熱愛」交際報道も出たが…

 共演中のレギュラー番組生放送後に二人揃って会見を開いた。神田は「普段だったら笑って過ごせることかもしれないけども、今回の事は笑って過ごせないと僕は思います」と報道を否定した。

 三船も「よくここまで嘘八百を作りあげられたもんだなと本当に驚かされています」とコメントした。

◆離婚成立とその背景

三船は自身のブログで「円満決着」を報告

三船美佳オフィシャルブログ「Mikan」

3月31日、三船は会見を開き離婚裁判の決着を報告

 100人を超える報道陣の前に現れた彼女の表情は、どこか晴れやかだった。「あまりに急展開だったので、私自身もすごく驚いております。気持ちを強く、ロングスタンスで考えていたんですけれども…。今は安堵の気持ちでいっぱいです」

三船美佳、高橋ジョージとの離婚成立を涙で報告

証人尋問を避けたかった高橋が離婚に同意か

「先にジョージさんが離婚に合意したので、こちらは裁判を続ける必要がなくなっただけです。“裁判を取り下げた形にしてほしい”というジョージさん側たっての要望はありました。彼にとってはその方が“いい印象”ですからね」「証拠も提出しており、これからの裁判でモラハラが明らかになる可能性があったが、離婚と親権をジョージさんが認めたので、モラハラは棚上げにしました。離婚という裁判の目的が達成されたので、モラハラについて争う必要がなくなったのです」(三船の担当弁護士)

高橋と娘の接触は「年2枚の写真」のみに

「写真のみのケースだと、電話もNGでしょう。ただし、将来的には娘さんが“お父さんに会いたい”と希望すれば、裁判所を介さずとも父親と会うことはできます。高橋さんは、テレビなどで間接的に“娘思いの父親”をアピールするかもしれません」(離婚問題に詳しい北村明美弁護士)

関連記事

トピックス

真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン
19年ぶりに春のセンバツを優勝した横浜高校
【スーパー中学生たちの「スカウト合戦」最前線】今春センバツを制した横浜と出場を逃した大阪桐蔭の差はどこにあったのか
週刊ポスト
「複数の刺し傷があった」被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと、手柄さんが見つかった自宅マンション
「ダンスをやっていて活発な人気者」「男の子にも好かれていたんじゃないかな」手柄玲奈さん(15)刺殺で同級生が涙の証言【さいたま市・女子高生刺殺】
NEWSポストセブン
ファンから心配の声が相次ぐジャスティン・ビーバー(dpa/時事通信フォト)
《ハイ状態では…?》ジャスティン・ビーバー(31)が投稿した家を燃やすアニメ動画で騒然、激変ビジュアルや相次ぐ“奇行”に心配する声続出
NEWSポストセブン
NHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」で初の朝ドラ出演を果たしたソニン(時事通信フォト)
《朝ドラ初出演のソニン(42)》「毎日涙と鼻血が…」裸エプロンCDジャケットと陵辱される女子高生役を経て再ブレイクを果たした“並々ならぬプロ意識”と“ハチキン根性”
NEWSポストセブン
山口組も大谷のプレーに関心を寄せているようだ(司組長の写真は時事通信)
〈山口組が大谷翔平を「日本人の誇り」と称賛〉機関紙で見せた司忍組長の「銀色着物姿」 83歳のお祝いに届いた大量の胡蝶蘭
NEWSポストセブン
20年ぶりの万博で”桜”のリンクコーデを披露された天皇皇后両陛下(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA) 
皇后雅子さまが大阪・関西万博の開幕日にご登場 20年ぶりの万博で見せられた晴れやかな笑顔と”桜”のリンクコーデ
NEWSポストセブン
朝ドラ『あんぱん』に出演中の竹野内豊
【朝ドラ『あんぱん』でも好演】時代に合わせてアップデートする竹野内豊、癒しと信頼を感じさせ、好感度も信頼度もバツグン
女性セブン
中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
《実兄が夜空の下で独白》騒動後に中居正広氏が送った“2言だけのメール文面”と、性暴力が認定された弟への“揺るぎない信頼”「趣味が合うんだよね、ヤンキーに憧れた世代だから」
NEWSポストセブン
高校時代の広末涼子。歌手デビューした年に紅白出場(1997年撮影)
《事故直前にヒロスエでーす》広末涼子さんに見られた“奇行”にフィフィが感じる「当時の“芸能界”という異常な環境」「世間から要請されたプレッシャー」
NEWSポストセブン
天皇皇后両陛下は秋篠宮ご夫妻とともに会場内を視察された(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA) 
《藤原紀香が出迎え》皇后雅子さま、大阪・関西万博をご視察 “アクティブ”イメージのブルーグレーのパンツススーツ姿 
NEWSポストセブン
2024年末に第一子妊娠を発表した真美子さんと大谷
《大谷翔平の遠征中に…》目撃された真美子さん「ゆったり服」「愛犬とポルシェでお出かけ」近況 有力視される産院の「超豪華サービス」
NEWSポストセブン