前クール放送のドラマ『ダメな私に恋してください』(TBS系)では、ヒロインの深田恭子に恋する“最上くん”に扮し、劇中でのプロポーズに世の女性のハートをキュンキュンさせた三浦翔平(27才)。「理想の年下男子」として、新たな魅力を開花させた。
「(フラれて)出なくなってから街でも“最上ロス”の反響がすごくて。ドラマ離れなんていわれたりもするこのご時世に、これだけ話題になって、うれしかったですね」
途切れなくドラマに出演し、役者として波に乗る三浦。今年は活動の幅を広げて、新春からはNHKでリオパラリンピック番組のナレーションを担当。4月からはNACK5でラジオ番組を持つなど、声の仕事にも挑戦している。
「小学生の頃はミニバス(ミニバスケットボール)でハンディーキャップのある仲間と一緒にプレーをしていたので、障害者スポーツは特別に意識することもなく、身近な存在でした。先日は、目の不自由な選手がマラソンで全力疾走する姿に感動したんです。若い世代にも関心が広がるように、心を込めてナレーションをしています」
もともと、声の仕事にはとても興味があったのだという。
「ラジオが好きで伊集院(光)さんの番組とか、よく聴いていたんですよ。NACK5にも好きな番組があった。土木作業員のバイトをしていた頃は、放送日になると決まって親方と『あれだ、あれだ!』と周波数を合わせて、お気に入りの番組を現場で聴いていましたね」
自身の名前が入った冠番組『Its’翔time』では、「赤丸急上翔」など遊び心溢れるコーナーを設け、最近関心のある出来事など私生活を語る。ファンにはたまらないが、本人としては…。
「最初は自分も楽しかったんですが、数回やると『やばい、ネタがない!』って(笑い)。日々の生活でもラジオを意識していて、例えば、今飲んでいるコーヒーが実はすごいにがいとか、日常の小ネタに目を光らせています。
基本的にカッコつけないで、ドジ話もどんどんしちゃいますよ。最近はお酒で失敗しました。信頼できる男友達と盛り上がって飲みすぎてしまい、男2人に“お姫様抱っこ”されて帰宅したんですよ」
撮影■中村功
※女性セブン2016年5月12・19日号