「どん兵衛は5分より10分待った方がおいしい」と、マキタスポーツがラジオで発言すると、「本当にうますぎる」「これは新感覚!」と絶賛する人が続出。あまりの反響に、販売元の日清食品が、『日清食品は10分どん兵衛のことを知りませんでした』と、自社のHPでお詫び文を発表したほどの大騒動にまで発展した。
女性セブンでも既成概念に捕われず、ネットで話題の“味ラクル”なカップ麺の食べ方を大研究。予想を上回る驚きのおいしさを5点満点の『★』で評価。料理研究家の野口英世さん(以下、野口)、記者(以下、記者)、カメラマン(以下、カメラマン)で採点した。
まずは、話題のきっかけとなった『10分どん兵衛』。作り方は簡単。通常の待ち時間は5分のところを、湯を注いで10分待つだけ。
【評価】★★★★
野口:麺がスープを吸ってぷるぷるに膨らみ、つるんとしたのど越しに変化する。
記者:5分より麺がツヤツヤに。もっちり新食感! 味のピークは10分で、15分置くと麺は軟らかくなりすぎる。
続いて、「コシが出て、まるで生麺?」と評判の『レンジ de どん兵衛』。作り方は、カップに湯を入れすぐ器に移し、ラップして500Wの電子レンジで約3分、付属の液体スープを加えればOK。
【評価】★★★★★
野口:生麺みたいな強いコシ。締まった麺に好みですだちを搾っても合う。
カメラマン:氷見うどんのような高級な味になった。
最後は、『えび兵衛』。作り方は衝撃的。でき上がったどん兵衛を食べる直前に『かっぱえびせん』をひとつかみほど加えるのだ。
【評価】★★
記者:えびの風味がふわっと香る。えび天みたい。
野口:サクサクの食感のうちに食べた方が◎。
さらに、もうひとアレンジとしては、「炊き込みご飯」もある。どん兵衛の麺と具材1個分をポリ袋に入れて麺棒で砕いてから炊飯器に入れ、米2合と混ぜる。付属の液体スープを加え、通常の水加減で炊く。
※評価は個人的な感想です。通常は、各メーカーが提案する食べ方を推奨しています。
※付属のスープは地域や種類によって粉末の場合もあります。
※女性セブン2016年5月26日号