5月14日放送の『一流が嫉妬したスゴい人』(フジテレビ系)で、フリー転身後初めてのバラエティー特番のMCを務めた加藤綾子アナ(31)。収録後の囲み取材で番組名にちなんで嫉妬した人物を聞かれたカトパンは「NHKの有働由美子さん(47)」と即答し、
「『つけまつ毛取れちゃった』という発言もそうですが、恥ずかしいと思うことも魅力の一つに変えられるだけではなく、ニュースや紅白歌合戦も仕切れて最強です。最強に嫉妬しました」(サンケイスポーツ5月8日付)と理由を語った。
カトパンと親しいフジテレビ関係者がカトパン発言の真意について、こう語る。
「入社当時の加藤は番組中に嫌な顔を見せたりするなど表情も豊かでした。でも、好きな女子アナランキングで1位になったころから無難にそつなくこなすタイプになった。確かに進行は上手だけどカラーがない。本人もそれを気にしていて『優等生な自分を求められてると思うから、ついついいい子コメントをしちゃう』って悩んでいた。
そんな彼女からしたら、『つけまつ毛ポロリ』や『わき汗』など、女子アナらしくないことで話題になりながらも人気があって、さらに自分の意見をサラッと言える有働さんは本当に羨ましいんだと思う」
一方の有働は民放のアイドルアナたちに対抗心を燃やしてきた。あるインタビューでは、こう語っている。
〈民放のスポーツの女性アナが「頑張ってほしいですね」ってコメントしている中、私は「テレビに出る以上は情報に漏れがあってはいけない」と凄く勉強しました〉(『文藝春秋』2011年8月号)
NHK関係者が言う。
「有働さんはニュースが読めるというプライドがあり、民放のアイドルアナは『バラエティの方』というニュアンスで捉えています。つまりアナウンサーとして認めていないんです」
カトパンからの嫉妬について有働を直撃すると、
「私はカトパンさんのファンなので嬉しかったです。これ以上はお答えできないんです。ゴメンなさい」
と余裕の返し。昨年の好きな女性アナウンサーランキング(ORICON STYLE)ではカトパンが2位で、有働が3位。今年はいよいよ逆転しちゃうかも!?
※週刊ポスト2016年5月27日号