「この食材だと、どんなのが合うと思う?」。黒縁眼鏡に紺色のサマーニット姿の妙齢の女性は、そう言って隣の男性に顔を近づける。「そうだなぁ、おれの食生活、そんなにすごいもんじゃないけど…」。ワイングラスを片手に笑顔で返す、ポロシャツ&デニムのラフな男性。口調は自信に満ちている。
5月初旬のある夜、都心の隠れ家バーのカウンターに1組の男女がいた。男は、俳優の神田正輝(65才)だった。
「いちばん奥の席で、体ごと向き合って話し込んでいました。女性は40代くらいかな。浅野温子似のかた。セミロングのキレイな黒髪が印象的で、年齢よりずっと若く見えた。他の客を気にする様子もなく、深夜3時まで仲よくずっとおしゃべりしていました」(居合わせた客)
退店後、ふたりはタクシーに相乗りして消えた。
今年元日、日本中を仰天させた、神田と三船美佳(33才)の「33才差熱愛」報道。『旅サラダ』(朝日放送)で共演するふたりだが、当時三船は高橋ジョージ(57才)と離婚訴訟中(3月に離婚成立)。突如沸き上がった“不倫”疑惑にふたりは過敏に反応し、即座に記者会見を開いて報道を全否定した。特に神田は、「笑えないですよ、この報道は」と怒りを露わにしていた。
あれから4か月。新たなロマンスかと思いきや…。女性セブンはこの間、神田の“不可思議”な行動を幾度となく目撃していた。
『旅サラダ』の収録に際し、毎週末に大阪入りする神田だが、これまでは収録後、テレビ局を出た彼はそのまま飛行機で帰路についていた。だが、最近の神田は他の出演者たちと別れ、ひとり定宿の在阪ホテルに戻ることが多いのだ。
例えば3月のある週末、本誌は収録後にひとりホテルに戻る神田を目撃。同じく収録を終えた三船は、“メディアの追跡は許さない”と言わんばかりに、周囲を異様に警戒しながらテレビ局を出ていく。同様の週末は、その後も何度となく続いた。
「『旅サラダ』の番組スタッフの中では、ふたりの親密さは有名でした。東京からの出演者は、前日に大阪入りするのが通例ですが、彼らの泊まるホテルに三船さんが訪れるのはしょっちゅう。神田さんらがホテル内で開く食事会にもよく参加していました。熱愛報道が出た当時、妙に納得しているスタッフがいたのは事実です」(テレビ関係者)
冒頭、まるで三船との噂を払拭するかのように堂々とツーショットを見せていた神田。しかしこの日は彼女を送り届けると、帰途につく。その素振りは極めてスマート、ガッつく様子はみじんもなかった。
一方大阪では神田と三船は今も同番組で共演しており、相変わらず神田の奇妙な“単独ホテル直帰”は目撃されている。
5月15日、『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)に出演した三船は、ベッキー(32才)の不倫騒動についてこう話した。
「不倫は絶対にダメ!っていうか、そもそも彼(『ゲスの極み乙女。』川谷絵音)がつきあっちゃダメですよ」
1997年に松田聖子(54才)と離婚して以来、独身貴族を貫く神田。還暦を過ぎた彼の選択は果たして…。
※女性セブン2016年6月2日号