現在放送中のドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』(テレビ朝日系・毎週木曜21時~)で新人アソシエイト弁護士・熱海優作役を演じている、賀来賢人(26才)。その場の空気とは関係なく、言いたいことを屈託なく口にするゆとり世代の役柄だ。
「ぼく自身、ゆとり世代のど真ん中なので共感できる部分はありますね。自分の意見をキチンと伝えられるって、ゆとり世代のいいところかなと思ってます。ぼくは熱海ほどズバズバ言えるわけじゃないですけど(笑い)」
そんな熱海の上司、主人公の咲坂健人を演じているのは、賀来が俳優としても男としても尊敬しているという竹野内豊(45)。
「今回、初めて共演させていただいたんですけど、真っ先に感じたのは『これが第一線を走り続けるかたなんだな』ということですね。非常にストイックですし、日々、刺激を受けています」
まだ自分は大人じゃないという賀来。
「子どもみたいな大人になりたいんです。ぼくは『こどな』って呼んでるんですけど」
賀来の言う『こどな』の定義は、ピュアで、楽しいときは思いっ切りはしゃぐんだけど、その裏にはちゃんと賢さや余裕があること。
「そんな『こどな』になるために、自分だけの“色”を見つけたいです。他の人は違う、賀来賢人だけの色。どんな色だか、今はまだわからないですけど」
賀来賢人、26才。これからどんな色を身にまとった『こどな』になるのだろうか。
撮影■中村功
※女性セブン2016年6月2日号