新入社員紹介が載った社内報といえば、どの会社でもちょっとした話題になるものだが、ことフジテレビともなると注目度が別格。なにしろ4月に退社した加藤綾子アナ(31)に代わるポスト・カトパン候補である新人女子アナたちのプライベート情報がいち早く掲載されているのだ。
鈴木唯アナ(22)は、「野球を見に行くときは全身応援グッズに身を包まないと気が済みません」とのコメント付きで写真を披露。スポーツ担当希望をアピールした(?)はいいものの、なぜか被っているのはフジが株主のヤクルトではなく、巨人の帽子だった。
報道志望の永尾亜子アナ(22)は、恋人にしたいタレントにオードリーの春日俊彰を挙げ、好きな番組に『人生のパイセンTV』を選んだ理由も、「春日さんがおもしろい」と異常な春日推し。もしかして本当はバラエティ志望?
注目は、大学時代はファッション誌『non-no』の読者モデルを務め、ポスト・カトパン最有力と囁かれる堤礼実アナ(22)。恋人にしたいタレントに昨年末に結婚したばかりの人気ミュージカル俳優・山崎育三郎(妻は元モーニング娘。の安倍なつみ)を挙げ、「もしや不倫願望アリ?」と既婚男性社員をざわつかせて早くも大物の風格を見せた。
しかも、自分のチャームポイントに「くるぶしです。とくに理由はありませんが気に入っています」と書いたものだから、若手社員も「見てみたい」と興奮しまくりなのだ。
業界内で「初鳴き」と呼ばれる彼女たちのアナウンサーデビューは例年7月に放送される『27時間テレビ』の見込み。
それにしてもフジの社内報、入社式の集合写真に、一般の父兄に混じって新人の藤井弘輝アナ(24)の父親で歌手の藤井フミヤが映り込んでいるのだから、視聴率は不調でも華やかさだけは昔のままだ。
※週刊ポスト2016年6月3日号