あらゆる美を追求してきたファッションプロデューサーの植松晃士氏だが、最近ではダイエットに対してのモチベーションが減退気味だったという。しかし、ある出来事をきかっけに意欲が再び湧き上がったとか。いったい何があったのだろうか…?
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皆さま、ご機嫌よう。
突然ですが、「オオカミが出たぞ!」というイソップ童話はご存じですよね? 「オオカミが出た!」というデマで村人たちを脅かして面白がっていた少年が、最後には誰にも助けてもらうことなく本物のオオカミに食べられてしまう、というお話です。
私はここ数か月、「薄着の季節が来るわよ~」と叫び続けて参りました。そしてついに薄着の季節がやって来ましたが、なんと私自身が5kgも太ってしまいました。
テレビでは連続ドラマが一斉に始まって、嵐の大野智さんや松潤さんのご活躍ぶりを拝見し、「まぁ、なんて爽やかなのかしら」と感心しつつ、鏡を見れば、爽やかとは言い難い、疲れた顔。しかもフェイスラインが、たるんでいるというオマケつきです。
この厳しい現実に、がっくりと落ち込んだわけですが、まぁ、それも一瞬のこと、すぐに気持ちを切り替えました。人間、年を取れば、新陳代謝が落ちるものです。つまり、アラフィフともなれば、何もしないでいても、太る。
でもね、アラフィフはやせたら老けるのもまた事実なんです。苦労してやせた結果、老け込んでしまうくらいなら、「ちょっとコロッとしてるくらいのほうが、幸せそうに見えていいかも」と自分の都合のいいように考えました。
だって、頑張ってダイエットして薄幸そうに見えるくらいなら、福々と丸みを帯びていたほうが、人としてずっと素敵でしょ?