今年2月、演歌歌手・紫艶(38)との「不倫スキャンダル」が発覚した落語家の桂文枝(72)。その余波が現在、1971年の放送開始から司会を務める『新婚さんいらっしゃい!』(朝日放送)の“降板危機”に発展しているという。
「一連の騒動以降、主に女性視聴者から“不倫男が新婚カップルを迎えたらアカンやろ〟“もう恒例のズッコケを見ても笑われへん”といった声が局に相次いでいる。昨年、同一司会者によるテレビトーク番組の最長放送として、ギネス世界記録にも認定されたことで、局内では“そろそろ司会交代”の話が浮上している。後任候補として、同じ吉本興業所属の東野幸治などの名前が挙がっていると聞いています」(番組関係者)
もうひとり、視聴者からの不興を買い、追い詰められているのが『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)の福澤朗(52)である。
裏番組の強力ライバル『サザエさん』(フジテレビ系)を抑え、昨年度ついに同時間帯の平均視聴率でトップに立ち、今年に入っても変わらず数字は好調。当然、福澤の評価も上々かと思えば、そうではないというのだ。日テレ関係者が言う。
「福澤の言動が“高圧的”や“上から目線”など、視聴者からの評判が良くない。局内では“数字が良いのは3年前に加入した夏目三久の功績”との声が多く、いっそ番組をリニューアルして、夏目をメインキャスターにする案が何度か浮上しては消えています」
高視聴率でも安泰でないのは『サンデーモーニング』(TBS系)の関口宏(72)も同じだ。
「元プロ野球選手の張本勲氏の“喝コーナー”など名物企画もあって、同時間帯では圧倒的な強さを見せていますが、局としては女性視聴者が少ない点を憂慮しています。今後、リニューアルの可能性はゼロではない」(TBS関係者)
※週刊ポスト2016年6月10日号