芸能

フジ内のポストカトパン争い 永島アナ、山崎アナは低評価

ポストカトパン争いの行方は

 カトパンこと加藤綾子アナウンサー(31)が4月30日付けでフジテレビを退職して1か月になるが、在籍中からたびたび話題に上がっていた“ポストカトパン”が誰になるのかはまだ見えてこない。一時は「女子アナといえばフジ」と言われるほど栄華を極めていた同社女子アナ軍団もかつてほどの勢いはなく、早急に新エースを立てたいに違いない。

 テレビウォッチャーでもある漫画家・カトリーヌあやこさんは、カトパンの魅力についてこう語る。

「加藤さんの何がすごかったのかというと、ルックスと立ち姿の美しさ、大舞台を仕切ることのできるハートの強さ、そして三宅正治アナ(53)や大物芸人などのおじさんたちを“転がす力”です。銀座のクラブでいえば、安藤優子さん(57)がママで、加藤さんはさながらチーママのような役割を果たしていました。

 他の女子アナはまだホステス止まりといったところでしょうか。ギラギラ感やブリブリ感が見えてしまうアナが少なくありません。女子アナになるくらいなので、もともとそういう資質を持っていて当たり前なのですが、それを表に出さずに抑えるスキルも重要です」(カトリーヌあやこさん、以下「」内同)

 元サッカー選手の永島昭浩氏を父に持つユミパンこと永島優美アナ(24)は、カトパンに代わって4月から『めざましテレビ』のMCを張っている。”正統な後継者“と言って差し支えなさそうなアナウンサーだ。しかし、カトリーヌさんはこう手厳しい。

「彼女は転がし力に欠けています。それに体育系の色が濃すぎますね。彼女はダンスが趣味で、番組やイベントでキレのあるダンスを披露していますが、躍動感がありすぎるのが難点です。エースアナにはしっとりさも求められます」

 山崎夕貴アナ(28)はどうか。彼女もまた、ポストカトパンとして名前が挙がる人物だ。

「パンツを7枚しか持っていない。部屋が汚い。本当のスッピンを晒してしまう。山崎さんはおもしろいエピソードに事欠かないのですが、これではおじさんを転がすどころか、自分が転がってしまっています。それが悪いというわけではありませんが、色気が少なく見えてしまいます。カトパンさんというより、高橋真麻さん(34)に近いタイプ。明石家さんまさんお気に入りの久代萌美アナ(26)も同様に、自分で転がってしまっています」

 4月から『スポーツLIFE HERO’S』の土曜MCに抜擢されたミヤパンこと宮澤智アナ(26)、朝の番組で活躍中のミカパンこと三上真奈アナ(27)らは、まるで野球選手を狙っているかのような、ギラギラ感やブリブリ感が見えてしまうのだという。
 
 難航するポストカトパン探しだが、カトパンの席が空いた分だけ、チャンスも増えるはず。彼女たちの今後の成長に期待できないだろうか。

「転がし力というのは生まれ持った才能なので、鍛えることができません。高島彩さんや加藤綾子さんにはもともと転がし力がありました。バラエティー番組でアナが芸人と共演することの多いフジのエースとしては、ニュースの原稿を読むスキルよりもそれが求められます。ニュースはママである安藤さんがやっているので、実はあまり求められないんです」

 これから数年はエース不在ということだろうか。それは少し寂しい気もするが、カトリーヌさんには気になる人物がいるという。

「めざましお天気キャスターの阿部華也子さん。彼女はまだ19才の学生なので今は天気予報を読んでいるだけですが、清楚な感じで派手派手しくない、いかにもおじさんが好きそうなルックスをしています。それだけのことなんですが、第一関門を突破しているというのは大きなポイント。古いアイドルみたいにマイクを両手持ちしているところもいいですね。フジテレビに入社するかどうかはわかりませんが、入ってくればおもしろいと思います」

 エース争いを制すのは誰か。

関連記事

トピックス

大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
会見中、涙を拭う尼僧の叡敦(えいちょう)氏
【天台宗僧侶の性加害告発】フジテレビと同じ構造の問題ながら解決へ前進しない理由とは 被害女性への聞き取りも第三者の検証もなく、加害住職の「僧籍剥奪せず」を判断
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
フジテレビが今やるべきは、新番組『怒っていいとも!』を作ることではないか
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
ゴールデンタイムでの地上波冠番組がスタートするSixTONES
ゴールデンタイムで冠番組スタートのSixTONES メンバー個々のキャラが確立、あらゆるジャンルで高評価…「国民的グループ」へと開花する春
女性セブン
中居正広氏とフジテレビ社屋(時事通信フォト)
【被害女性Aさん フジ問題で独占告白】「理不尽な思いをしている方がたくさん…」彼女はいま何を思い、何を求めるのか
週刊ポスト
食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《食道がん公表のとんねるず・石橋貴明(63)》社長と所属女優として沈黙貫く元妻の鈴木保奈美との距離感、長女との確執乗り越え…「初孫抱いて見せていた笑顔」
NEWSポストセブン
生活を“ふつう”に送りたいだけなのに(写真/イメージマート)
【パニックで頬を何度も殴り…】発達障害の女子高生に「生徒や教員の安心が確保できない」と自主退学を勧告、《合理的配慮》の限界とは
NEWSポストセブン
5人での再始動にファンからは歓喜の声が上がった
《RIP SLYMEが5人で再始動》“雪解け”匂わすツーショット写真と、ファンを熱狂させた“フライング投稿”「ボタンのかけ違いがあった事に気付かされました」
NEWSポストセブン
中居正広の私服姿(2020年)
《白髪姿の中居正広氏》性暴力認定の直前に訪問していた一級建築士事務所が請け負う「オフィスビル内装設計」の引退後
NEWSポストセブン
これまで以上にすぐ球場を出るようになったという大谷翔平(写真/AFLO)
大谷翔平、“パパになる準備”は抜かりなし 産休制度を活用し真美子夫人の出産に立ち会いへ セレブ産院の育児講習会でおむつ替えや沐浴を猛特訓か
女性セブン
ネズミ混入トラブルを受けて24時間営業を取りやめに
《ゴキブリ・ネズミ問題で休業中》「すき家」24時間営業取りやめ 現役クルーが証言していた「こんなに汚かったのか」驚きの声
NEWSポストセブン