ライフ

ブスが輝く社会到来 美人はむしろ損することが多い

高畑充希らと「ブス会」を結成

 美人とブスの経済格差は生涯賃金で3600万円――。こんな数字を導き出したのはアメリカの経済学者、ダニエル・ハマーメッシュ。多くの男女の見た目を5段階評価したうえで、それぞれの収入を調べると、平均点(3点)の女性を基準にした場合、4~5点の女性は、平均女性よりも8%収入が多く、1~2点の女性は4%少ない、という結果に。

 これを大卒のサラリーマンの生涯賃金(平均約3億円)にあてはめると、美人は約2400万円トクして、ブスは約1200万円の損をして、その格差が3600万円になるというのだ。

「美人ってだけで、あの人、トクしてるわよね」

 誰もが、きっとどこかで一度は見聞きしたこのせりふは、確かに根拠があったというわけだ。しかし今、美人よりブスの方が輝く社会になっているといっても過言ではない現象が起きている。

 芸能界に数ある友達の輪の中でも、今もっとも熱視線を集めているのが「ブス会」。メンバーの前田敦子(24才)は元AKB48の絶対的エース。そして高畑充希(24才)は、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のヒロイン。放送開始から視聴率20%超えをキープするという記録を更新し続けている。

 一方で蜷川幸雄さん(享年80)の急逝に、寺島しのぶ(43才)が「お前はブスだから、誰もが黙る演技を身につけろ」と言われた過去を明かし話題になった。今や世界が認める大女優になった原動力が「ブス」という言葉だったようだ。

 東京・高田馬場の駅前の雑居ビルにある『BAR信』は、飲み屋がひしめく地元でも有名な老舗だ。そして同店の看板には『美人半額ブス無料』という文字がはっきり書かれている。

「美人の方がトクをする」という、これまでの常識を覆すこの文句の意図はなんなのか? 店長の本多俊昭さんに話を聞いた。

関連記事

トピックス

俳優・北村総一朗さん
《今年90歳の『踊る大捜査線』湾岸署署長》俳優・北村総一朗が語った22歳年下夫人への感謝「人生最大の不幸が戦争体験なら、人生最大の幸せは妻と出会ったこと」
NEWSポストセブン
コムズ被告主催のパーティーにはジャスティン・ビーバーも参加していた(Getty Images)
《米セレブの性パーティー“フリーク・オフ”に新展開》“シャスティン・ビーバー被害者説”を関係者が否定、〈まるで40代〉に激変も口を閉ざしていたワケ【ディディ事件】
NEWSポストセブン
漫才賞レース『THE SECOND』で躍動(c)フジテレビ
「お、お、おさむちゃんでーす!」漫才ブームから40年超で再爆発「ザ・ぼんち」の凄さ ノンスタ石田「名前を言っただけで笑いを取れる芸人なんて他にどれだけいます?」
週刊ポスト
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
「よだれを垂らして普通の状態ではなかった」レーサム創業者“薬物漬け性パーティー”が露呈した「緊迫の瞬間」〈田中剛容疑者、奥本美穂容疑者、小西木菜容疑者が逮捕〉
NEWSポストセブン
1泊2日の日程で石川県七尾市と志賀町をご訪問(2025年5月19日、撮影/JMPA)
《1泊2日で石川県へ》愛子さま、被災地ご訪問はパンツルック 「ホワイト」と「ブラック」の使い分けで見せた2つの大人コーデ
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で「虫が大量発生」という新たなトラブルが勃発(写真/読者提供)
《万博で「虫」大量発生…正体は》「キャー!」関西万博に響いた若い女性の悲鳴、専門家が解説する「一度羽化したユスリカの早期駆除は現実的でない」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《美女をあてがうスカウトの“恐ろしい手練手管”》有名国立大学に通う小西木菜容疑者(21)が“薬物漬けパーティー”に堕ちるまで〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者と逮捕〉
NEWSポストセブン
江夏豊氏が認める歴代阪神の名投手は誰か
江夏豊氏が選出する「歴代阪神の名投手10人」 レジェンドから個性派まで…甲子園のヤジに潰されなかった“なにくそという気概”を持った男たち
週刊ポスト
キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
悠仁さま、筑波大学で“バドミントンサークルに加入”情報、100人以上所属の大規模なサークルか 「皇室といえばテニス」のイメージが強いなか「異なる競技を自ら選ばれたそうです」と宮内庁担当記者
週刊ポスト
前田健太と早穂夫人(共同通信社)
《私は帰国することになりました》前田健太投手が米国残留を決断…別居中の元女子アナ妻がインスタで明かしていた「夫婦関係」
NEWSポストセブン
子役としても活躍する長男・崇徳くんとの2ショット(事務所提供)
《山田まりやが明かした別居の真相》「紙切れの契約に縛られず、もっと自由でいられるようになるべき」40代で決断した“円満別居”、始めた「シングルマザー支援事業」
NEWSポストセブン
新体操「フェアリージャパン」に何があったのか(時事通信フォト)
《代表選手によるボイコット騒動の真相》新体操「フェアリージャパン」強化本部長がパワハラ指導で厳重注意 男性トレーナーによるセクハラ疑惑も
週刊ポスト