国内

山口組抗争 警察庁が狙う特定抗争指定暴力団への道筋

山口組抗争の行く末は?

 金高雅仁・警察庁長官は今年に入ってから、対立が続く六代目山口組と神戸山口組に関して繰り返し「これを機に一気に両団体の弱体化を図るべき」「壊滅に全力を尽くす」と警察組織全体に号令をかけてきた。神戸山口組系の池田組幹部が射殺された事件を受け、警察側の動きも慌ただしくなっている。

 5月31日に岡山市内で(神戸山口組側の)池田組幹部射殺事件が起こると、警察庁はその日のうちに全都道府県警に指示を出した。内容は、六代目山口組と神戸山口組両団体の「特定抗争指定暴力団」指定を視野に入れた情報収集だった。警視庁の山口組対立抗争集中取締本部の関係者が説明する。

「やられた神戸側もヤクザである以上、黙ってはいられないだろう。いくら執行部が自重を求めたところで、現場の暴発は防ぎきれるものではない。仮に神戸側からの『返し(報復)』があれば、六代目側も含めて特定抗争指定暴力団に指定していくことになる。

 そうなれば抗争相手の事務所に近づいたり、組員が5人以上で集まったりしただけで逮捕できる。組事務所の使用制限もかけられる。そうやって両団体を追い詰めていくのは、警察組織が描いている既定路線だ」

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