高齢者の栄養失調やダイエットの弊害が問題になる中で、「1日1食が長寿の秘訣」といわれても、にわかに信じ難い。だが、実は「1日1食生活」を実践している有名人は少なくない。
「1日1食派」の代表格とされるタモリ(70)は、32年間にわたって司会を務めた『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の番組内で「オレ、1日1食しか食べない」と発言している。『とんねるずのみなさんのおかげでしたSP』(フジテレビ系・2014年3月27日放送分)では、『27時間テレビ』の間も「食べるとね、絶対にバテると思ったの」と、一切食事を取らなかったことを明かした。
ビートたけし(69)は、本誌の連載記事『ビートたけしの21世紀毒談』(2013年7月12日号)の中でこう語った。
〈オイラの本当のダイエット法? まァ強いていえば、「炭水化物制限」と「1日1食法」だな。朝起きたらまず、野菜ジュースをタップリ飲んで、その後は晩飯まで何も食わない〉
水谷豊(63)は『徹子の部屋』(テレビ朝日系・2014年4月25日放送分)で、
「僕は基本的に朝とお昼、食べないんですね。ですから、夜に賭けてますから夜になると野生に戻るんですね。食べたいほうだいね」
と話して黒柳徹子(82)を驚かせ、さらに千葉真一(77)も本誌の密着記事(6月3日号)で健康を維持するための秘訣として、「8年くらい前から食事は1日1食」と語っている。
※週刊ポスト2016年6月17日号