「えぇ、息子から聞いておりました。そりゃ驚きました。当人同士の問題とはいえ、こういう話はちょっとね…」──うなだれながらそう話し始めたのは、人気バンド『ファンキーモンキーベイビーズ』の元リーダー・ファンキー加藤(37才)の父親である。『終わらない未来』『輝け』など、ポジティブソングを歌い続けてきた息子が巻き起こした前代未聞の大騒動に、実家の父はショックを隠しきれないでいた。
6月7日、『週刊女性』の報道で、妻子持ちの加藤が愛人を妊娠させたこと、その愛人がお笑い芸人『アンタッチャブル』の柴田英嗣(40才)の元妻・A子さんであることが明らかになった。
柴田は1年前にこのW不倫関係を知ってA子さんとは離婚しており、加藤はA子さんが身ごもった自身の子供について、認知して養育費も支払うことを決めているという。
「彼女はすでに臨月で、6月中にも出産予定だといいます。A子さんと加藤さんは1年半ほど前に飲み会で出会ったそうで、この短期間で不倫、離婚、出産を経験するという怒濤の展開です」(スポーツ紙記者)
しかも、加藤と柴田は古くからの友人関係だというおまけ付き。あまりにも“ファンキー”な不倫劇の露呈に、同7日、加藤は会見でこう語った。
「後輩との飲み会の席で出会って…。(柴田の妻だと)知らないまま、ぼくから声をかけました。女性としての魅力を感じたことは事実です。責任はすべてぼくにあります。柴田さんには誠心誠意、謝罪しました」
「子供には何の罪もありません。ぼくはもう認知していますから。生まれてくる子供のために自分自身なにができるか、しっかりと考え、向き合っていきたいと思っています。一生かけて償っていきたい」
意外なのは、妻(当時)を奪われた柴田の反応。意外にも明るいのだという。
「身重のA子さんを柴田さんがケアしているんです。代わりに買い物に行ってあげたりね。A子さんと柴田さんとの間には2人の子供がおり、親権は彼女が持っているんですが、最近は柴田さんが子供を預かることも多いといいます」(柴田の知人)
不貞の末、友人の子供を身ごもった元妻の身を案じる彼の行動は理解を超えているが、そこには柴田なりの“誠意”があるのだという。
「彼もまた、過去に女性関係で何度もA子さんを泣かせてきているんです。罪滅ぼしというか、“お互い様”という気持ちで接しているようです」(前出・柴田の知人)
気がかりなのは加藤の妻。夫の愛人が妊娠し、間もなく出産するのだ。女性セブンは5月末のある夕刻、東京・六本木ヒルズで加藤と妻の姿を目撃した。
妻は生まれたばかりの赤ちゃんをベビーカーに乗せ、傍らの加藤がしきりに赤ちゃんに話しかけている。かいがいしく世話を焼く夫の姿を前にしても、妻は無表情。歪な夫婦関係の一端が垣間見えた。
冒頭、加藤の父親が語る。
「記事になるって話も、息子から事前に電話がありました。“ちょっとビックリするかもしれないけど、ごめんね”って…。お騒がせしてすいません。本当に、嫁にも申し訳ないです…」
騒動渦中の6月8日、加藤の新アルバムが発売された。タイトルは『ブラザー』。意味深だ。
※女性セブン2016年6月23日号