政治資金の私的流用疑惑で、「ケチ」「セコイ」と厳しい批判を浴びせられる東京都の舛添要一知事。しかし、ケチなのは知事だけじゃない。あなたの身の回りにもいるのでは…。
「6年前に結婚した夫は、7才年上のメガバンク勤務。交際中から仕事柄かお金にシビアで、浪費家の私にとって、“この人となら”と魅力的に思えたんです。でも結婚して分かったのは、ただのケチでセコイっていうこと…」
そう眉間にしわを寄せながら話すのは都内在住の石川由美さん(仮名、36才)。その事実に気づいたのは、長男(5才)が生まれてファミレスに行くようになってから。
「行くと必ずドリンクバーを頼みます。紅茶やハーブティーなどもたくさんの種類がありますよね。まず私がおかわりをしなかったら、“3杯は飲んでよ。元が取れないだろ!”と真面目な顔して言うんです。仕方なくいろいろ飲んだら、今度はその紅茶やハーブティーのバッグを持ち帰ろうとする。
もはやセコイっていうか、法的にどうなんだろうって思って彼を注意したら“だってお金払って、いくら飲んでもいいんだから、いいんだよ”って。しかもコーヒークリームや砂糖なんかも持ち帰るし、私にも強要する。“由美も持って帰ってきてよ。家でふたりで飲むんだから、2人分必要でしょ”って」
ファミレスだけじゃない。旅先のホテルでは…。
「朝食バイキングなんかでもパンを“昼用”とか言って持ち帰るんです。ハンカチなんかにくるんで。いま子供は5才で、夫の行動を真似するようになりました。“教育上よくないからやめて”って頼んでいますが、夫は何がよくないかがわからないようで…。ああいう感覚は人によって違いますからね。子供がいなかったらとっくに離婚してますよ」
※女性セブン2016年6月23日号