今年、交際・結婚報道で話題をさらっている“旬”の女性たちには共通点がある。皆、生まれ(出生地)や育ち(出身地)が兵庫県なのだ。なぜ「兵庫女」はモテるのか──徹底検証する。
サッカー日本代表の長友佑都(29)が結婚前提の真剣交際を宣言したお相手の女優・平愛梨(31)は、兵庫県神戸市で生まれ、同県の明石市で育った生粋の「兵庫女」だ。
平だけではない。今年1月に歌手・DAIGO(38)と結婚した女優・北川景子(29)は17歳で上京するまで神戸市で生まれ育った。3月に歌舞伎俳優・片岡愛之助(44)と結婚した女優・藤原紀香(44)は西宮市出身で、5月に会社社長とゴールインした相武紗季(30)の出身は宝塚市である。
同じく5月にロックバンド『トライセラトップス』ボーカルで料理愛好家の平野レミを母に持つ和田唱(40)と結婚した女優・上野樹里(30)も加古川市出身だ。モテモテ女子は皆、兵庫にルーツを持っているのである。いったいどんな特徴があるのか。
◆オシャレで洗練された女性が多い
県民性に詳しい『ナンバーワン戦略研究所』所長の矢野新一氏が解説する。
「兵庫県の象徴である神戸市は1868年の開港以来、イギリスを中心とした外国文化の流入によって、関西圏の中でも独特のセンスが息づいています。例えば“神戸巻き”と呼ばれる女性の独特の髪の巻き方が流行になるなど、神戸を中心に兵庫女はすでにブランド化しています。関西でもオシャレでハイソな女性が多いというイメージです」
◆大阪・京都と違って東京コンプレックスが少ない
神戸や芦屋、宝塚といった東部の出身者は、地方コンプレックスとも無縁。標準語を巧みに話し、男性にも積極的にアプローチする女性が多く、「高嶺の花」であっても、決して「深窓の令嬢」ではない。
「京都や大阪ではこうはいかない。京都人は“本当の都は京都”と、いまだに思っているし、大阪人も“自分たちの街が一番”だと思っている。東京に対するライバル心が強いんです。大阪出身の女性が標準語を喋ろうものなら周囲から、“何を東京に染まっとんねん”と罵られます。その点、兵庫の女性は何色にも染まれる」(大阪在住・30代男性)