撮影用に用意した額縁を渡すと、こちらが想像もつかなかったようなポーズや表情を次々に決めていく水原希子(25才)。
映画『高台家の人々』では、人の心が読めるテレパシー能力を持つ高台家の長女、茂子役を演じている。
「高台家のきょうだいはテレパス同士なので、口を開かずに心の中で会話するんです。だから会話の間というか、タイミングを計るのが難しかったですね」
そんな難しいお芝居も、共演陣との和やかな雰囲気のおかげでスムーズだったとか。
「約1か月の短い撮影期間でしたが、すごく和気あいあいとしていて。綾瀬(はるか)さんがとってもピースフルなかたなので、それも影響していたのかも。弟役の間宮祥太朗くんとは男友達のような感覚で仲良くなれて、楽しかったです」
綾瀬演じるヒロインの木絵は妄想癖がある女性だが、自身も妄想が止まらなくなるようなときがあるという。
「飛行機の中って退屈だから、好きな歌で自分を主演にし、ミュージックビデオを頭の中で流してます(笑い)。ダンスが好きなので、いつか踊る役を演じてみたいんです」
そんな夢を、ひとつひとつ叶えてきたように見えるが、夢を叶えるルールは?
「人に話すことが大事。言葉にすることで責任感が生まれて、自然に目標に向かって行動できるようになるから。あとはできる範囲でいいから、少しずつがんばること!」
撮影■嶋野旭
※女性セブン2016年6月23日号