国内

外国人観光客に東京-品川の1区間だけ新幹線乗車が流行

 2003年は521万人だった訪日外国人旅行者が、昨年は1974万人(日本政府観光局より)と、今や日本は観光大国。

 旅行情報サイト『トリップアドバイザー』の2015年、外国人に人気の観光スポットランキングによると、1位は伏見稲荷大社(京都)、2位は広島平和記念資料館(広島)、3位は厳島神社(広島)。

 日本人もよく訪れる場所だが、なかには、渋谷センター街など「なぜそこが“観光”のスポットなの?」と不思議に思う場所も少なくない。日本人が観光スポットとあまり思わないような場所を紹介しよう。

●新幹線
 世界的に見ても最先端の技術を誇る、日本の新幹線。東京―品川間のわずか1区間だけ新幹線に乗車することが、外国人の間で流行っている。

「特にアメリカ人に人気があります。アメリカはとても広い国なので、国内の移動手段が主に飛行機です。高速走行する鉄道は珍しいのだそうです」(通訳案内士の春名久史さん、以下「」内同)

●防災センター
 災害時、活動指令拠点にもなる、地域の防災センター。地震体験コーナーを設けているところが多く、それが外国人の関心を集めている。

「日本は地震が多く、耐震技術や救助技術が進んでいるイメージがあり、インドネシアやマレーシアといった国の学生が学びにやってきます」

●カップラーメン作り
 大阪の『インスタントラーメン発明記念館』では、自分がデザインしたカップに、お好みのスープやトッピングを選んでオリジナルカップラーメンを作れるが、これが大人気(1食300円)。

「インスタントラーメンは日本で発明されました。『本場でカップラーメンが作れた!』と、感激されます。お土産にされる人も少なくありません」

●カプセルホテル
 箱形の簡易ベッドで寝るタイプのカプセルホテル。外国の雑誌でも頻繁に取り上げられている。外国人観光客は、実物を見ると「宇宙船みたい!」と大騒ぎになるそう。

「お金持ちでも、わざわざ1泊数千円のカプセルホテルに泊まる人もいるほどです」

●イオン
 アジアからの観光客の中には、ブランド店が多いアウトレットよりもイオンに行きたがる人たちがいる。

「日本のローカルストアに行きたいようです。カップラーメンの箱買い、抹茶味やわさび味のお菓子が売れています」

●銀座
「アジアの富裕層にとって、銀座で買い物をするのはステータスなんです。友人から『銀座で買ってきて』と、わざわざ銀座を指定して、宝石や時計などの買い物を頼まれる人がいるほどです」

※女性セブン2016年6月23日号

トピックス

不倫が報じられた錦織圭、妻の元モデル・観月あこ(時事通信フォト/Instagramより)
《結婚写真を残しながら》錦織圭の不倫報道、猛反対された元モデル妻「観月あこ」との“苦難の6年交際”
NEWSポストセブン
国民民主党から参院選比例代表に立候補することに関して記者会見する山尾志桜里元衆院議員。自身の疑惑などについても釈明した(時事通信フォト)
《国民民主党の支持率急落》山尾志桜里氏の公認取り消し騒動で露呈した玉木雄一郎代表の「キョロ充」ぷり 公認候補には「汚物まみれの4人衆」との酷評も出る
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
「松井監督」が意外なほど早く実現する可能性が浮上
【長嶋茂雄さんとの約束が果たされる日】「巨人・松井秀喜監督」早期実現の可能性 渡邉恒雄氏逝去、背番号55が空席…整いつつある状況
週刊ポスト
発見場所となったのはJR大宮駅から2.5キロほど離れた場所に位置するマンション
「短髪の歌舞伎役者みたいな爽やかなイケメンで、優しくて…」知人が証言した頭蓋骨殺人・齋藤純容疑者の“意外な素顔”と一家を襲った“悲劇”《さいたま市》
NEWSポストセブン
6月15日のオリックス対巨人戦で始球式に登板した福森さん(撮影/加藤慶)
「病状は9回2アウトで後がないけど、最後に勝てばいい…」希少がんと戦う甲子園スターを絶望の底から救った「大阪桐蔭からの学び」《オリックス・森がお立ち台で涙》
NEWSポストセブン
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《浅田真央と村上佳菜子が断絶状態か》「ここまで色んな事があった」「人の悪口なんて絶対言わない」恒例の“誕生日ツーショット”が消えた日…インスタに残された意味深投稿
NEWSポストセブン
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン