たくさんの外国人観光客が訪れている日本だが、最近人気なのが新宿ゴールデン街だという──。新宿歌舞伎町の一角、約200軒の飲み屋が連なるゴールデン街。海外のガイドブックでは「ディープな東京を味わえる場所」として紹介され、外国人に人気を集めている。
初めて足を踏み入れた記者は、木造建物が連なり昭和のオーラ漂うネオン街に緊張&期待が膨らむ。先日の火事の影響を心配していたが、多くの外国人観光客とすれ違った。
カウンター席しかないバーに入店すると、オーストラリア人のカップルと隣り合わせた。新婚旅行で来日したという。たどたどしい英語で話しかけてみた。
記者「なぜ新婚旅行でココに来たの?」
カップルの男性「日本っぽいバーに来たかったんだ。ここにはたくさんあるだろ? いいよね、この雰囲気。何よりたばこが吸える。オーストラリアはたばこが吸える場所が限られていて、バーでは吸えないんだ」
そういえば、日本もたばこを吸えない居酒屋が増えてきている気がする…。懐かしい日本を求めてるのは、私たち以上に外国人なのかもしれないと思いながら、新婚旅行の夫婦とともに乾杯した。
※女性セブン2016年6月23日号