熟女モノの老舗メーカー・センタービレッジの登場から16年が経過し、いまや美熟女モノ業界は、20を超える専門メーカーが林立する激戦区。こうした状況が“質の向上”を招き、「美熟女イベント」は大盛況だという。人気の美熟女イベントに潜入してみた。
セクシー衣装に身を包んで登場した美熟女女優・めぐり(27)。総勢20人ほどの小さなイベント会場で、間近に見る彼女の美貌と巨乳に参加者の目は釘付け。美熟女ジャンルの活況を受け、女優に直接会えるイベントも大盛況だ。人妻・熟女専門のトップメーカー、マドンナの広報担当者がいう。
「イベントは都内のDVD店や書店などで、月2回のペースで行なっています。ファンの年齢層は20~50代と幅広く、中高年層だけでなく、熟女好きの若い男性もいらっしゃいます」
秋葉原で行なわれた、マドンナの専属女優・白木優子(40)のイベントでは、白木が有名マンガのコスプレやハードなコルセット姿で登場。しかも参加者は対象作品の購入枚数によって、さまざまな特典が受けられるという。
「例えば1枚購入の方は、握手とグループ撮影1分、サイン会、生写真、ハンドマッサージ。2枚購入の方はこれにプラスして女優とのツーショット写真。3枚購入された方には、さらにチェキ(インスタント写真)1枚と30秒の個人撮影がついてきます」(前出・広報担当者)
熟女女優約40人が所属するアースプロモーションではこんなイベントも。
「女優が私服でポートレート撮影会や食事会を行なうほか、カラオケやボウリングなどのお遊び系イベント、BBQと撮影会をセットにしたりしています。つい先日は、競馬に詳しい所属女優のファンからのリクエストで競馬場オフ会を開催しました」(広報担当者)
52歳の美熟女女優・一条綺美香のデビューイベントに参加した男性会社員(45)がいう。
「彼女はデビュー当時48歳とは思えない抜群のプロポーションと愛らしい顔立ちで、すべてが僕のドンピシャ。まだ目線の配り方もわからない様子で、初々しさにも胸キュンでしたね。その後のイベントでは、手作りアクセサリーを配ってくれたりと、ファン思いの優しさには感動ものです。
撮影イベントでは、下着や私服、コスプレなどいろいろな写真を撮れるのが最大の魅力。『こういう表情で』とか『こんなポーズで』なんて、監督気分が味わえるのが醍醐味です」
画面の中で見るのと、間近で会うのとでは、まったく別物の興奮があるという。かくして、美熟女女優イベントのボルテージは上がり続けるのである。
※週刊ポスト2016年6月24日号