芸能

伝説女優の小林ひとみ 銀座ママの今も目当ての客絶えず

 1986年から約3年間の活動で、AV出演作の売り上げが計60億円を記録した小林ひとみ。美貌と美巨乳で男たちを虜にした「昭和の女王」である。

「最初は騙されたんです(笑い)。当時はAVという言葉がなかったし。ラブシーンのあるビデオ作品と聞いて撮影に行ったら(笑い)」(小林ひとみ)

 現場では4時間の話し合いの末、本番なしの絡みとなったが、デビュー作『禁じられた関係』は5万本を超える大ヒットに。最盛期には1か月3本ペースで新作が発売された。

「お休みは月1日で睡眠は毎日4時間くらい。男性に言い寄られる暇もなかった。握手会で1000人くらい集まった時に、初めて人気を実感しました。今だから明かせますが、最後まで“本番”はしませんでしたよ」(同前)

 1989年の結婚で一時休業するも、2003年まで出演を続けた。小林は現在、東京・銀座8丁目のクラブ『Hitomi.K』でママを務める。開店から8年経つが、小林目当ての客は絶えない。

「お客様からは最初に『お世話になりました』といわれますね(笑い)。希望者にはポラロイドでツーショット撮影をさせていただいています」(同前)

 抜群のスタイルは昔のまま。30年経っても、その輝きは色褪せない。

※週刊ポスト2016年6月24日号

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