病気やけが、失業&転職、出産、老後など、まとまったお金が必要になる場面において、日本には、数千円~100万円以上のお金がもらえる制度が多くある。ただし、もらえる資格を持っていても、自ら届け出なくては決してもらえないのが「給付金」。そこで、リフォームに関するお得な給付金をピックアップして紹介する。
東京都港区では、空き巣被害を防ぐため、「住まいの防犯対策助成事業」を実施。防犯性の高い玄関錠の取り付けや、窓の防犯ガラス交換、センサー付きライトやアラームの取り付けなども対象で、費用の半分(上限1万円)を助成。賃貸住宅も所有者の了解を得れば申請できる。
【届出先】東京都港区、市区町村役場
住宅用太陽光発電に対する国からの補助金は2013年度で終了したものの、自治体によっては申請すれば、まだもらえるところがある。東京都文京区は、住宅用太陽光発電システムには30万円を上限に助成。他にもエコキュート10万円、エネファーム20万円などがある。金額は大きいが申請期間が短く、募集件数は少なめ。省エネ&新エネ機器の導入を考えているなら、自治体のホームページなどで確認を。
【届出先】市区町村役場
また、こんなものにも助成金がある。大雨による被害の軽減や、上水の節約を目的に、雨水利用を奨励している。東京都武蔵野市では雨水タンクに購入価格の半額(上限5万円)を助成。東京都練馬区では浸透ますなどを設置すれば、40万円まで助成している。
他にも、京都市では、電動式生ゴミ処理機の購入価格の半額(最大3万5000円)を助成するなど、エコ関連商品の購入助成を行う自治体は多い。
※女性セブン2016年6月30日号