病気やけが、失業&転職、出産、老後など、まとまったお金が必要になる場面において、日本には、数千円~100万円以上のお金がもらえる制度が多くある。ただし、もらえる資格を持っていても、自ら届け出なくては決してもらえないのが「給付金」。知っていればこんなにお得だ。
【猫や犬の去勢・不妊手術】
空前の猫ブームだが、飼い主のいない猫に悩まされている自治体も多い。地域猫活動を推進し、飼い主のいない猫の過剰な繁殖を防ぐために、福岡県春日市では、不妊手術に2万5000円、去勢手術に1万5000円を補助している。
東京都渋谷区では、飼い猫のみの助成で、不妊手術は7000円、去勢手術は5000円。猫に比べて少ないものの、茨城県水戸市では、飼い犬の不妊施術に4000円、去勢手術に3000円が助成される。応募多数のため、募集後すぐに締め切った自治体も多い、人気の給付金だ。届出先:市区町村役場
【九州観光】
熊本地震の影響で落ち込んだ九州の観光振興策として国が発行したのが、「九州観光支援旅行券」。九州7県に旅行する人の宿泊代などを補助するもので、熊本県と大分県では平均50%、最大70%の割引率。それ以外の県は平均20%の割引率となり、6月下旬以降に旅行会社などで購入できる予定だ。
これに先駆け、宮崎県が独自で行っている観光支援キャンペーンを利用したツアーが登場。それが、クラブツーリズムの羽田発『黒川温泉5つ星の宿と青島温泉 神話と湯の国 九州へ3日間』。通常より約20%お得な料金で旅ができる。他にも「ふるさと割」など、全国の自治体の観光キャンペーンを利用した「助成金ツアー」も。
※女性セブン2016年6月30日号