日米通算最多安打を達成しイチロー(42才)。日米通算4257安打を達成し、ピート・ローズが持つ記録を超えた。記録を塗り替えられたローズは「日本プロ野球はメジャーと同レベルではない」などと批判的な持論を展開している点でも注目が集まっている。米メディアでもイチローの功績を称える声もあれば、ローズと同じような見解を示すものもある。しかし、これも大記録ゆえ。これまでの実績を重ねてきたイチローの意外な「秘密」について関係者らに聞いた。
◆秘密1:飲食店で出された水は飲まない主義
「イチローは毎朝カレーを食べている」というのは有名な話だが、それはもう過去の話。朝カレーをやめてからは「食パンとそうめん」を食べ続けていたことを雑誌のインタビューで語っている。
「基本的に、メニューは同じです。遠征先でも、ランチをとるレストランはイタリアンや日本食レストランなど、決まった店があります。それがイチローのリズムなのです。また、レストランで出された水は飲まないとも決めています」(メジャー担当記者)
されど、水なのだ。
◆秘密2:試合前のユンケルは今も欠かさない
朝カレーはやめても、続けているのが試合前のユンケル。「ユンケルを販売する佐藤製薬のCMに出続けているのは有名ですが、義理堅く続けているのもイチローらしいと言えます」(スポーツライターの友成那智さん)
◆秘密3:ビール好きで、シーズン中も“解禁”
イチローはメジャーに移籍してから数年間、お酒はシーズンオフにしか飲まない生活を送ってきた。しかし最近は、晩酌を解禁。主にビールを飲み、ワインも好むという。
◆秘密4:腰痛を機に新スパイクに変更
42才のイチローは今季、周囲の予想を超えた活躍をみせている。それを支えているのが、新しいスパイクだ。
「今年、長年愛用してきたアシックスのものから、体重移動もスイングもスムーズになるという『ビモロ』という日本のブランドのものに変更しました。昨年、腰痛で欠場することが増えた時期に、新しいものを探していたようです」(在米ジャーナリスト)
※女性セブン2016年7月7日号