ピート・ローズ氏の記録を超え、日米通算4257安打という偉業を達成した、フロリダ・マーリンズのイチロー(42才)。ストイックに野球に打ち込んでいる姿はよく知られているが、その裏側はあまり知られていない。そこで、イチローの素顔について関係者に話を聞いた。
【ジュラルミンのバットケースには乾燥剤】
昨年マーリンズに移籍したイチローが周囲を驚かせたのは、ジュラルミン製のバットケース。
「“湿気を吸うとバットの重さが変わってしまうから”と、乾燥剤を入れて使っています。そのこだわりに、記者はもちろん同僚選手も驚いています」(スポーツライターの友成那智さん)
【ホームランを打ってもガッツポーズはしない】
試合中、イチローの表情が変わることはほとんどない。それは最多安打記録を更新したときも同じ。
「ホームランを打ってもガッツポーズはしません。相手投手に敬意を払っているからでしょう」(友成さん)
【遠征先には“マイ枕”、足裏マッサージ器持参】
体のコンディションに人一倍気を使うイチローは、遠征先には“マイ枕”を持参する。
「いつもと違う枕で寝て、首に負担をかけたくないからです。足裏マッサージ器も常に持ち込んでいます」(在米ジャーナリスト)
【愛車は5000万円超のポルシェ】
野球が趣味というイチローにあって、唯一の趣味といえるのが車の運転。
「日産のスカイラインなど複数の車を持っていますが、球場への行き帰りに使っているのはポルシェ。5000万円以上する車種です」(メジャー担当記者)
【愛車の中でよく聴くのは『いきものがかり』】
野球にはストイックなイチローも、野球以外では音楽を聴いてリラックスする。
「基本的にはJ-POPです。以前は愛車の中でザ・ブルーハーツをよく聴いていましたが、数年前からサザンやミスチルも。最近はいきものがかりも聴いています」(メジャー担当記者)
※女性セブン2016年7月7日号