美女アスリートとして日本女子短距離界の頂点に立つ福島千里が、6月下旬に行なわれた日本選手権で、100メートルと200メートルの2種目でリオ五輪代表を決めた。
「最終日の200メートル決勝では、自身が持つ日本記録を6年ぶりに塗り替え、女王の健在ぶりをアピールしましたが、実はレース後、彼女のパックリと6つに割れた腹筋についていた“点々”が話題になっているのです」(スポーツ紙記者)
レース中の福島の画像を見ると、たしかに1センチ四方の絆創膏のようなモノが腹筋に沿って規則正しく貼られている。一見すると磁気テープや鍼灸の跡のようにも見えるのだが……鍛え上げられた腹筋は福島のチャームポイントだけに、“異物”の存在はなおさら目立つ。陸連関係者がその正体を明かす。
「あれは福島の個人トレーナーである札幌の整骨院が独自に考案したもので、1年ほど前から使っています。市販品ではありませんが、北海道出身のプロ歌手やプロサッカーチームの主軸メンバーも愛用していると聞いています」
「謎の点々」を考案した札幌月寒中央整骨院の福光悠介院長に聞いた。
「商品の成分は企業秘密なので詳しくはお話しできませんが、天然の鉱石を7種類ブレンドし、粒子状にしてシールに練り込んだものです。東洋医学の観点からツボや経絡(気の通り道)に貼ることで、血液循環と自律神経の働きを向上させます。また、その人が持っている自然治癒力を最大限に引き出してくれるので、筋肉疲労を含めた疲労回復にも効果があります」
ネットで話題になってからは、問い合わせが連日殺到しており、その反響の大きさから一般販売も検討しているという。念願のメダル獲得の秘密兵器となるか。
※週刊ポスト2016年7月15日号