芸能

実はゲーマーのあべ静江 「気絶するまでやっちゃう」

「おひとりさまが寂しいなんて思う暇はない」というあべ静江

 幼少の頃から少女歌手や子役として芸能活動をしていたあべ静江(64才)。6月末には初めての自叙伝『みずいろの手紙』(夕刊三重新聞社)を出版し、過去の恋愛や現在の「おひとりさま」生活を赤裸々に綴っている。

 いくつかの恋愛を経てきたものの、結局ずっと「おひとりさま」のまま、4年前に還暦を迎えたあべは、こう語る。

「『人生を大きく一回りして、60才からが人生の勝負』ってずっと思ってたんです。だから、50代に入ってからは、いつも還暦を意識してきたので、すごくゆっくりと時間が流れるようになりました。60才を超えてから、健康診断にも行くようになりました(苦笑)。今は60才で生まれ変わって4年です。4才の育ち盛りですから、食欲も旺盛で、どんどん育っています(笑い)。今は何事も楽しむことに貪欲なんです」

 外で友人・知人と楽しいお酒を飲む機会も多いが、家にいる時は刻々と進化しているデジタル機器をさわるのに夢中。スマホのほか、ガラケー2台、iPad、タブレット、PC、ニンテンドーDSを駆使して、ブログやゲームに熱中している。

「とにかく好奇心は旺盛なんです。おひとりさまが寂しいなんて思う暇はないですね。寝る時はほとんど気絶状態になるまで何かしているので。初めてパソコンに出合った時なんて、3日間くらい触り続けて、最後はマウスを持ったまま前のめりに倒れ、顔にキーボードの跡がついちゃった(笑い)。ゲームも気絶するまでやっちゃうし…。新しい機械が出たら、すぐに使いたくなっちゃうの。やっぱり、私、普通の結婚は無理かも(笑い)」

 60才を過ぎての生活を楽しく過ごすには、経験に裏打ちされた「人生を楽しむ技術」が必要だ。

「人間、『つまらない』と思うのはいとも簡単です。どんなにつまらないように見えることでも、見方の角度を変えれば『これは楽しい』、『おいしい』と思えるようになる。それには60年の経験値が必要なのね。あっ、ごめんなさい。私、ゲーマーだから、どうしても『経験値』って言葉を使っちゃうの(笑い)」

※女性セブン2016年7月14日号

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