嵐・二宮和也(33才)との交際が報じられたフリーアナの伊藤綾子(35才)。事情を知る関係者は、こう話す。
「伊藤さんは彼との交際を家族や本当に身近な人にしか明かしていません。ただ“名前は言えないんだけど、有名な俳優さんとおつきあいしている”という話を嬉しそうにすることはある。確かに二宮くんなら、アイドルや歌手ではなく、『俳優』というのもわかりますよね」
メンバーのなかでも二宮はアイドルという枠にとらわれず、俳優としても確固とした評価を得ている。この3月、第39回日本アカデミー賞では『母と暮せば』(山田洋次監督)で吉永小百合(71才)の亡き一人息子を演じて、最優秀主演男優賞に輝いた。これなら確かに「アイドル」ではなく、「俳優」といえるだろう。
現在、夕方のニュース番組『news every.』(日本テレビ系)で、「カルチャー&スポーツ」などを担当する伊藤アナ。もともとは大学卒業後、2003年に地元の秋田放送に局アナとして入社。2007年9月にフリーに転じると、翌月から『news every.』の前身のニュース番組に抜擢され、現在も出演を続ける。
地方局出身の女子アナというと「上昇志向が強く、野心がある」(テレビ局関係者)というが、彼女はひと味もふた味も上手だという。
「女性キャスターの中でいちばん大物の恋人を掴むのは彼女だといわれていました。自らを全面に押し出す厚かましさはないのに、いつのまにか中心にいる。優等生なことを話していても、隠しきれないフェロモンが香ります。自分に気があるんじゃないかと勘違いする男性スタッフが多いのは、とにかく会話するときの距離が近いからですね。
それでいて、プロ野球選手やIT経営者が言い寄っても“私は田舎者だからそういうノリについていけないんです”と控えめで、合コンに行くこともない。だから、今まで浮いた話が一つもなかったんです」(伊藤アナを知る芸能関係者)
2012年末に『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演した際も目を引いた。言葉遣いは美しく、背筋をピンと伸ばし、後列にもかかわらず斜めに揃えた脚が崩れることはない。伊藤アナは「私は人のことをなかなか好きにならないんです。『好きになるスイッチ』を(誰かに)押してほしいな」と告白し、司会の明石家さんま(61才)をして「おれの目を見ていいよんねん。“魔性の女”やなァ」と言わしめた。
※女性セブン2016年7月21日号