宝くじファンにとって、サマージャンボは「一足早い打ち上げ花火」だ──。1等・前後賞合わせて7億円が当たるサマージャンボの発売が、7月6日にスタートした。発売初日から、全国の売り場には高額当せんを夢見て多くの購入客が列をなしている。宝くじ評論家の長利正弘さんはこう説明する。
「7億円というビッグな金額も魅力ですが、今回のサマージャンボは2等が注目ポイント。『賞金1000万円』『所ジョージさんのカスタマイズカー』『豪華客船の旅』の3つから賞品を選べるんです。賞金の使い道に加えて、“2等が当たったらどれを選ぼう?”という贅沢な悩みも抽せん日までの楽しみですね」
売り場選びはもちろんのこと、高額当せんのためには購入のタイミングも重要。そこで風水師の生田目(なまため)浩美さんに、サマージャンボ発売期間中(7月29日まで)の「ラッキーデー」を教えてもらった。
「金運は日付だけでなく、時間帯によっても変化します。サマー期間中の最初のラッキーデーは7月7日の七夕です。七夕は年に5回ある『節句』の1つで、節句は奇数が重なる日に設定されています。奇数は『おめでたい』という意味を持つ上に、『7』という数字は金運、ラッキー、楽しみ、喜びを意味しますから、運気が重なり合って大きく膨らむんです。
年に5~6日しかない『天赦日』の7月11日もおすすめ。文字通り天が万物の罪を赦す日とされ、金運はもちろんのこと、引っ越し運や恋愛運などが軒並みアップしているんです。特に『陽』の気の高い午前中に買いに行くといいでしょう」
運気が大きく切り替わる潮目も狙い目だ。
「土用の丑の日という言葉は有名ですが、季節ごとの土用期間が始まる『土用入り』は運気に変化が起こる日なんです。この夏の土用入りは7月19日。天候や太陽の動きから、切り替わりのタイミングは午後3時3分頃と予想されていますから、この時間に合わせて購入すると、大きなパワーを味方につけることができますよ」
販売期間の後半にも、ラッキーデーは残されている。
「十二支と十干を組み合わせた『六十干支』で読み取ると、この日は己酉に当たります。己は潤った田園を意味し、酉は古代中国の『五行』で表すと『金』に分類されることから、豊かな土の中から金が生じる日となります。購入するなら酉の刻である17~19時が◎。さらにこの日は鳥料理を食べることで『トリ=取り=ゲット』ということで幸運ゲットにつながります」
生田目さんのおすすめするサマージャンボ勝負の日は、7月7日、7月11日、7月19日、7月20日、7月26日だという。一点集中もよし、すべての日に分けて購入するもよし。あなたはどうする?
※女性セブン2016年7月21日号