ツイッターでの自由奔放な言動がしばしば話題になり、ネット上でもファンが多い高須クリニック・高須克弥院長。そんな高須院長が審査員を務める「Yes!動画コンテスト」の第2回が現在開催中だ。
このコンテストは、応募者たちが自ら作りYouTube上に公開した高須クリニックの新CM動画を、高須院長、マックスむらい、日本エレキテル連合という審査員が独断で審査し、優秀作品を決定するというもの。マックスむらい賞と日本エレキテル連合賞にはそれぞれ賞金50万円が、グランプリとなる高須院長賞には賞金150万円が贈られる。さらに、高須院長賞となった作品については、実際のCMに採用される可能性もあるという。
第1回の「Yes!動画コンテスト」は、2015年の9月から11月にかけて開催。高須院長賞には、女装プロレスラーでアイドルグループ「LADYBABY」のメンバーでもあるLadybeardの作品が選ばれた。
グランプリに輝いたCMはこんな内容だ。いつもはかわいらしいコスチュームに身を包んでいるLadybeardが、かっこいいスーツや道着、さらにヘヴィメタルな出で立ちで「Yes!高須クリニック」というお馴染みの決め台詞を発するが、どこかしっくりこないのか「No」と不機嫌な様子。しかし、かわいいコスチュームに着替えたところ、最高の笑顔での「Yes!」が飛び出す──。普段あまり見せることのないLadybeardの男らしい姿が印象的なこのCMに、高須院長は「Ladybeard の真剣なCM動画作りには感動しました」とコメント。「ミニスカートよりも男前のスーツの方が笑ってしまうのは不思議な現象です」と、いつもとは違うLadybeardに大満足の高須院長だった。
コンテストの公式サイトでは、応募作品を対象とした人気投票も実施。第1回の投票ランキングではLadybeardの作品は第2位で、第1位になった「ちょっぴりスケベな【4Kテレビ】くっきり鮮やか!byヒコカツ」という作品には審査員特別賞が贈られている。
人気投票1位の作品が審査員特別賞で、2位の作品がグランプリというあたりはまさに“高須院長の独断での審査”であるがゆえの結果といえるだろう。しかし、裏を返せば投票で1位にならなくても、高須院長にハマりさえすればグランプリも夢ではないということである。「いかに高須院長好みの作品を仕上げるか」が、このコンテスト攻略のカギといえそうだ。
ちなみに、現在開催中の第2回大会ではすでにたくさんの作品が集まっており、人気投票もヒートアップ。7月末の応募締め切りを前にして、第1位の獲得投票数は2万票を超えている(7月19日時点)。第1回での投票1位の得票数が7244票だったことを考えると、第2回の盛り上がりっぷりがうかがえる。
ハイクオリティーな作品が集まりつつある「Yes! 動画コンテスト」。果たして、どんな個性的な作品がグランプリに輝くのか、そしてグランプリ作品は本当にCMに採用されるのか、気になるところだ。作品の応募は7月31日まで。審査結果は8月中旬に発表される予定だという。