デビュー20周年イヤーに突入するKinKi Kids。その第1弾となる36枚目のシングル『薔薇と太陽』が発売された。これまで堂本光一(37才)は自ら構成・脚本・演出を務める舞台『Endless SHOCK』を手掛け、堂本剛(37才)はクリエイター、シンガーソングライターとして幅広く音楽活動をしてきた。
ソロ活動を確立させながらもKinKi Kidsとして共に歩き続けて20年。これからも変わることなく同じ位置に立ち続けると高らかに宣言した光一に話を聞いた。
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THE YELLOW MONKEYの吉井和哉さんがおれたちに楽曲を提供してくださったんですが、いちばん最初にデモテープを聴いた段階から癖の強い曲だなと感じました。吉井さんの独特な雰囲気を醸し出していたので、歌い回しをどの程度自分の歌い方とすり合わせるかを意識しました。
先日『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)で吉井さんにお会いし「大丈夫でしたか?」って聞いたら、「よかったですよ」って言ってくださって、ある意味ほっとしました。
今年20周年イヤーを迎えるね! といろんなかたに言われるんですが、おれはそんなに意識していません。それなりの月日はたったようには思いますが、長いとも短いとも感じませんね。
おれたちは普段ソロ活動も多いんですが、基本的に1人でいる時も2人でいる時もスタンスは変わらないんです。KinKi Kidsとしてのプロモーション活動が始まり、2人でいる時間が増えますが、それも窮屈だとは思いません。20年間そんな感じだったように思います。
よくKinKi Kidsはアイドルだと言われるんですが、おれはアイドルだと思ったことは一度もありません。だったら何? と聞かれても明確に答えることはできませんが、肩書は必要ないかなって。KinKi Kidsに関しては、あまり口出ししないようにしています。スタッフを含めみんなで作り上げてきたようにも思いますが、好きじゃなかったらここまで続けてはこられなかったとは思います。
KinKi Kidsとして20周年に突入しますが、先のことはあまり考えていません。おれは明日の予定もわからないくらいですからね。2秒後のことくらいしか考えてません。常にその場で自分が何をするべきかだけは考えています。
※女性セブン2016年8月4日号