リオではネットで習得した技術でメダル獲得なるか
リオ五輪もいよいよ開幕。普段はなかなか見ることができない競技を楽しめるのが五輪の醍醐味だが、「射撃」にもなかなか興味深いエピソードを持った選手が揃っている。これを知ればテレビ観戦がもっと面白くなる代表選手たちの“個人的な話”を紹介しよう。
岡田直也(射撃男子・エアライフル・25歳)は、競技を始めてまだ7年。特定のコーチに師事せず、知識はネットや選手のブログで習得した天才肌だ。
石原奈央子(クレー射撃 女子スキート・41歳)の実家は1300年以上の歴史を誇る古峯神社(栃木県)だ。石原は神職と射撃場代表を兼務しており、父は日本がボイコットしたロシア五輪の“幻の代表”。4代続く射撃一家だ。
中山由起枝(クレー射撃 女子トラップ・37歳)は、クレー射撃選手だが、4月に行なわれたリオW杯に出場した際、市街地で“本物の銃撃戦”に遭遇してしまった。
※週刊ポスト2016年8月5日号