約2年間の兵役を終え、5月末にソウル地方警察庁広報団を除隊した超新星(韓国6人組ダンスヴォーカルグループ)のソンジェ。入れ違いに同グループの4人のメンバーが相次いで入隊したことで、リーダー・ユナクと、新たな活動のスタートをきった。そんなふたりがこの秋、ダブルキャストを務めるミュージカル『インタビュー』のポスター撮りで顔を合わせると聞いて、一路、梅雨のソウルへ――。
対談では、ふたりのソロ活動の話に入った。ユナクのソロアルバムには、尽くす男、ちょっと悪い男など“男・ユナク”のすべてが詰まっている。そして、「オレんとこ、来ないか?」「君なしでは水も飲めない」など、思わずドキッとするストレートな歌詞も。
――聞いていて、ドギドキしちゃったのですが、こんなセリフ、リアルに言えますか?
ユナク:言えますよ! 本当に好きになったら夢中になります。ぼく、仕事中毒って言われているけど、恋愛も中毒になるタイプ。好きになったら、すごく夢中になると思う。でも、もう30代だし、仕事と恋愛のバランスは取れると思いますよ。
――ちなみに、こういうセリフって、どんなシチュエーションで言うんですか(汗)?
ユナク:えっ!?(と、いきなり座っていたソファの端に座り直して、空いたスペースを手でトントンとたたき誘うように)「オレんとこ、来ないか?」ってね(と、実演し、ニヤリ)。たぶん、韓国人であればみんな好きな表現だと思いますが…嫌いですか?
――いえ、嫌いじゃないです(汗~)。
ユナク:ハハハハ。ところで、ソンジェくんのアルバムにも自作曲が入ってるよね?
ソンジェ:いくつかあるけど、『YES MAN』という曲に「ぼくは君だけにYES MAN」という歌詞があって、好きな女性に対して“君だけに心を開いている”って内容なんだけど、これはMILKY WAY(超新星のファンクラブ)を意識して準備しました。
――今後はおふたりのユニット計画もあるそうですが、セクシー路線もありますか?
ソンジェ:それは見る側が感じることだと思います。ぼくたちがいくらセクシーにやろうとしても、“汚い”と感じるかもしれないし(笑い)。一生懸命やっている姿自体を、セクシーだと感じる人もいるかもしれないしね。
ユナク:グァンス(超新星の“脱ぎ”担当)みたいにはいかないと思うけど…。
インタビュー中、何かとソンジェを立てるユナクの温かさ。撮影ではカリスマオーラを発しながら、休憩中はひとり、爪を切る背中がちょっとかわいかったソンジェ。そんな余韻の残る大人のふたりのユニットが、どの路線に転ぶのか、期待は高まるばかりです。
■ソンジェ/SUNGJE 11月17日生まれ。身長184cm、AB型。ボーカル担当。初のソロアルバム『It’s Time』8月10日発売。Type-A(CD+DVD)3780円ほか
■ユナク/YOONHAK 12月2日生まれ。身長181cm、O型。リーダーでボーカル担当。ソロアルバム『REAL』発売中。Type-A(CD+DVD)3780円ほか
撮影/Choi Jae Sik
※女性セブン2016年8月11日号