国内

マック赤坂氏 都知事選で明菜や聖子の曲を流した真意

マック赤坂氏の選挙戦の意図は?

 東京都知事選挙では新聞・テレビは小池百合子氏、増田寛也氏、鳥越俊太郎氏の3候補ばかりを取り上げたが、面白いのは言いたい放題の“その他の候補”たちだった。

 3度目の都知事選出馬となるマック赤坂氏は、「大手メディアの3候補への偏りがひどい。取り上げてもらうためにはこの方法しかない」と記者に息巻いた。同氏の秘策は、主要候補の演説会場に乱入するという“戦術”。鳥越陣営には警察を呼ばれてしまったり、基本的には相手にされなかったが、唯一、“友好的”だったのが小池氏だった。

 7月23日には新宿アルタ前で鉢合わせ、後から演説を始めた小池氏が「マック赤坂さんのご協力もありまして……」と場所を譲ってもらったことに謝意を示すと、よほど嬉しかったのか、「ヒラリー百合子、あなたを都知事にします!」と、すっかりサポーターと化していた。

 夜は新宿・歌舞伎町のドン・キホーテの前に街宣車を止め、なぜか中森明菜の『DESIRE』や松田聖子の『青い珊瑚礁』をひたすら流す。

「懐メロを聴く機会のない若者たちに『日本が元気だった頃』の音楽を聴かせるという意図があるそうです」(マック氏の選挙スタッフ)

 その“意図”は常人の理解を超えている。

※週刊ポスト2016年8月12日号

関連記事

トピックス

歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン