タレントの人気と格付けが最もストレートに反映されるのが「CMのギャラ」だ。本誌は、大手広告代理店から内部資料を入手。スポンサーがタレントを起用する際にテレビCMに加え、新聞広告やラジオ、イベント、WEBなどへの出演を含めた「年間契約料」として必要とされる金額をランキング化した。
最新のランキングでは、長年トップの座に君臨していた大女優・吉永小百合(71)に、安室奈美恵(38)が並んだ(ともに推定1億円~)。
「安室の女性からの支持はバツグンで、コンサートは全国ツアーのどの会場も超満員。今年はNHKのリオ五輪テーマソングを歌うことも追い風となり、相場はグングンあがっている」(広告代理店関係者)
選抜総選挙のテレビ中継が今年も17.6%と高視聴率を叩き出したAKB48。前回より1000万円アップの9000万~1億円で3位に食い込んだ。ここ数年は前田敦子(25)、大島優子(27)といった人気メンバーの卒業が相次ぎ、今後も小嶋陽菜(28)ら主力の卒業が控えているがCMの世界では人気健在、引く手あまただ。
相変わらずの人気ぶりといえば綾瀬はるか(31・推定6000万~7000万円)もそう。前出の広告代理店関係者がこう明かす。
「綾瀬は化粧品の『SK-II』のCMに20年以上出演している桃井かおりのお気に入り。桃井がCM関係者と食事するたびに『あの天然キャラ、好きだわ』とべた褒めするんです。その評判は業界内であっという間に広まり、彼女の好感度を押し上げた」
※週刊ポスト2016年8月19・26日号