タレントの人気と格付けが最もストレートに反映されるのが「CMのギャラ」だ。本誌が大手広告代理店から入手した内部資料によると、出産で出演本数が減っていた上戸彩(30)だが、今年はソフトバンクなど10社に出演し、ギャラは5000~6000万円。7月に報じられた2016年上半期の出稿量(CMの出演時間)でもトップと見事にCMクイーンに返り咲いている。
出演本数は多くないが、篠原涼子(42)は影響力を見せつけた。起用された下着メーカー・トリンプの「天使のブラ」は売り上げが倍増した。
「『トリンプのCM史上最もセクシー』といわれました。胸の谷間を惜しげもなく披露して、男性だけでなく女性からも支持された。その実績があるので、ギャラは7000万~8000万円と前回よりも1000万円アップで堂々6位となった」(広告代理店関係者)
最近は女優やアイドルを凌ぐ勢いのお笑い芸人の活躍が凄まじい。ハリセンボンの近藤春菜(33)は、「角野卓造じゃねーよ!」というネタでCMゲットし、ギャラは2500~3000万円。角野と共演したCM内でイケメン俳優・綾野剛と結婚するという夢のような設定も話題となった。
※週刊ポスト2016年8月19・26日号