タレントの人気と格付けが最もストレートに反映されるのが「CMギャラ」だ。今回、本誌は各企業がタレントをCMに起用するときの目安にする内部資料を入手。人気女性タレントのギャラはどうなっているのか。
杏、吉高由里子、土屋太鳳、そして現在放送中の『とと姉ちゃん』の高畑充希など、朝ドラのヒロインたちは、どれも数社のCMに出演しており、出演依頼が殺到中でギャラもぐんぐん上昇中。だが、そんな朝ドラ女優の中で例外となってしまったのが、「のん」に芸名を変えた能年玲奈(23)だ。
「朝ドラの放送期間中はヒロインは新規CM契約ができない」という暗黙のルールがあるため、『あまちゃん』放送時期のCMは準主役級の有村架純(2017年朝ドラ『ひよっこ』ヒロインに決定)に持っていかれてしまい、“バブル”の恩恵を受けられなかった」(芸能関係者)
その後は事務所の独立騒動でイメージダウン。前回2500万円だったが、今回入手した資料では「空欄」となっていた。
本誌がジャニーズアイドルとの熱愛をスクープした吉田羊(年齢非公表)は3500万~4000万円で、ポカリスエットのCMなど11本に出演。
「彼女はいまが正念場です。吉田がキャンペーンイベントに登場する際は、事前に『質問NG事項』を設けたりと面倒が多いだけに、今後の活躍は“カレ”との恋の行方も大きく関わってくる」(同前)
ゲス不倫でCMクイーンから陥落したベッキー(32)は、昨年まで10本あったCMが今やゼロで、能年同様にギャラの金額設定がない。
「でも、話題性の高さはあるので企業からの問い合わせはかなり多い」(広告代理店関係者)
もう一人、“空欄”の人物がいるが、彼女は前述の2人とは事情が違う。それはカトパンこと加藤綾子(31)だ。
「まだフリーに転身したばかりで金額設定がされていないだけ。すでに大企業のCMに2本も出演しており、そのギャラも5000万円ほどだったといわれている」(同前)
※週刊ポスト2016年8月19・26日号