芸能

「解散なんて聞いてない」木村拓哉、ハワイで立ち尽くす

解散の一報を受けてメディア業界は大混乱

 デビュー25周年のメモリアルイヤーに解散を発表したSMAP。1月の「存続宣言」を受けて、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(84才)は、25周年ライブの開催を求めたが、香取慎吾(39才)が頑なに拒否。独立騒動時に、一人ジャニーズ事務所残留を決めた木村拓哉(43才)へのわだかまりがその大きな理由だったという。

 そして、リーダー・中居正広(44才)は、グループ存続に向けて水面下で動き出す。香取を励ますために稲垣吾郎(42才)や草なぎ剛(42才)も誘って4人で飲むこともあったという。しかし、これが結果的に木村の孤立を強めていくことになってしまい、香取の意志に他のメンバーたちが追随する形となったのだ。

「どうしても活動を続けられないのか、ジャニー社長はメンバー全員と2度にわたり面談を行いましたが、双方の歩み寄りはなかったそうです。木村さんが何を訴えても、香取さんと草なぎさんは取り合わず、稲垣さんは終始無言だったそうです。“話し合いにならない”と、木村さんが苛立つ一幕もあったといいます。あまりの空気の悪さに社長も活動休止が不可避であることを悟り、五輪期間中にも発表することが決まったのです」(音楽関係者)

 事務所側は各メンバーに演技や語学などの海外留学を勧め、ひとときの空白を経て、再び結束する日が来ることを願った。

「いったんはこの案で収束したんです。メンバーは事務所との1年契約を更新し、ソロの仕事は引き続きやっていく。8月に入ると、各スポーツ紙も『活動休止』と打つ準備に入っていました。木村さんも“グループ活動はあくまで休業するだけ”という認識のもとで、今月上旬に夏期休暇を取り、家族連れでハワイ入りしています」(スポーツ紙記者)

 だが8月10日、事態は急変。木村を除く4人がジャニー社長を訪れると、話は一気に解散へと加速した。

「香取さんが、“休止後に活動を再開する可能性はないのだから、潔く解散した方がよい”と進言したそうです。中途半端にファンを期待させるべきではない、と。草なぎさんと稲垣さんも彼の言葉に同意を示したといいます。最も悩んだのは中居さんでした。これまでのSMAPは中居・木村という長兄の意見に下の3人が従ってきた形です。でも、今回は年少メンバーが初めて自分の意志を主張した。しかも、社長を前にして。よほどの決意だったのでしょう。その光景を目にして、中居さんも折れたようです。存続はもう無理だ、と。彼らの意を汲み、解散に同意する他なかった」(前出・音楽関係者)

 4人の意向を受けて、翌11日の執行役員会議で解散が正式決定。この結果に衝撃を受けたのが、ひとり蚊帳の外に置かれた木村だった。

関連記事

トピックス

新横綱・大の里(時事通信フォト))
《地元秘話》横綱昇進の“怪物”大の里は唯一無二の愛されキャラ「トイレにひとりで行けないくらい怖がり」「友達も多くてニコニコしてかわいい子だったわ」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ミスタープロ野球として、日本中から愛された長嶋茂雄さんが6月3日、89才で亡くなった
長島三奈さん、自身の誕生日に父・長嶋茂雄さんが死去 どんな思いで偉大すぎる父を長年サポートし続けてきたのか
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
金髪美女インフルエンサー(26)が “性的暴力を助長する”と批判殺到の「ふれあい動物園」企画直前にアカウント停止《1000人以上の男性と関係を持つ企画で話題に》
NEWSポストセブン
逮捕された波多野佑哉容疑者(共同通信)。現場になったラブホテル
《名古屋・美人局殺人》「事件現場の“女子大エリア”は治安が悪い」金髪ロングヘアの容疑者女性(19)が被害男性(32)に密着し…事件30分前に見せていた“親密そうな様子”
NEWSポストセブン
東京・昭島市周辺地域の下水処理を行っている多摩川上流水再生センター
《ウンコは資源》排泄大国ニッポンが抱える“黄金の資源”を活用できてない問題「江戸時代の取引金額は10億円前後」「北朝鮮では売買・窃盗の対象にも」
NEWSポストセブン
マッチングアプリぼったくり。押収されたトランプやメニュー表など。2025年5月15日、東京都渋谷区(時事通信フォト)
《あまりに悪質》障害者向けマッチングアプリを悪用した組織的ぼったくりの手口、女性がターゲットをお店に誘い出し…高齢者を狙い撃ちする風俗業者も
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン
“じゃないほう”だった男の挑戦はまだまだ続く
「いつか紅白で『白い雲のように』を歌いたい」元猿岩石・森脇和成が語る有吉弘行との「最近の関係性」
NEWSポストセブン
白鵬の活動を支えるスポンサー企業は多いと思われたが…
白鵬「世界相撲グランドスラム」構想でトヨタ以外の巨大スポンサー離反の危機か? “白鵬杯”スポンサー筆頭格SANKYOは「会見報道を見て知った。寝耳に水です」
週刊ポスト
6月13日、航空会社『エア・インディア』の旅客機が墜落し乗客1名を除いた241名が死亡した(時事通信フォト/Xより)
《エア・インディア墜落事故》「ボタンが反応しない」「エアコンが起動しない」…“機内映像”で捉えられていた“異変”【乗客1名除く241名死亡】
NEWSポストセブン
金スマ放送終了に伴いひとり農業生活も引退へ(常陸大宮市のX、TBS公式サイトより)
《金スマ『ひとり農業』ロケ地が耕作放棄地に…》名物ディレクター・ヘルムート氏が畑の所有者に「農地はお返しします」
NEWSポストセブン